最新【3Dプリンター】の現在&使い道とは?《食料や臓器もプリントできる未来》

【3Dプリンター】が個人でも買えて、使う人がどんどん増えてると話題です。

そんな「3Dプリンターって今どんな現状なの?」と気になるアナタへ。

3Dプリンターの現在と使い道、最新情報をまとめてお伝えします。

さい
いろいろな本を読んでまとめたよ!

最新【3Dプリンター】の現在&使い道とは?

最新【3Dプリンター】の現在&使い道とは?

3Dプリンター】の現在。要点を先に言うと…

  • 家電量販店で5万円以下で買える(安いものだと1万~4万)
  • 3Dモデルさえあれば個人で何でも作れる
  • 3Dスキャナもいろいろ出てるので何でも3Dモデル化できる
  • 3Dプリンターを持っていなくても、出力サービスがある
  • フードプリンターや生体プリンター、4Dプリンターも開発が進んでいる

3Dプリンター】の価格はどんどん安くなっているので、個人で買って自宅で3Dプリントする人も増えています。

『Blender』などの無料モデリングソフトもあるので、誰でもモデリング&3D制作ができる環境に。

3Dスキャナもいろいろ出ています。手で持ってモノをスキャンするタイプや、モノを台に置いてそのまわりをぐるっとスキャンするタイプなど。こちらも個人で気軽に導入できるもよう。

大きな【3Dプリンター】なら、家も簡単に出力できる。海外のニュースで見た方も多いんじゃないでしょうか。24時間。数十万円で家が建つ。

車なども【3Dプリンター】でパーツを作って、組み立てられる。EVなんかは【3Dプリンター】で作るのが主流になってくということです。

もはや、“モノ作り”は【3Dプリンター】なしでは考えられなくなってきている、という現状なのがわかりますね。

3Dプリンターの種類

3Dプリンターの種類は、主に以下の4タイプがあります↓

  • 熱溶解積層方式(FDM) 熱した素材を積み上げて出力する 安いのは大体この方式
  • レーザー焼結方式 粉末状の金属にレーザーを当てて焼くことによって出力
  • 光造形方式 液体樹脂に紫外線を当てて硬化させて出力。FDMよりなめらか。
  • インクジェット方式 噴射した素材を硬化させて出力。フルカラーはこのタイプが多い

素材も出力方法も様々なので、用途に合った3Dプリンターを使用するのが良さそうです。

食べ物を出力できるフードプリンター

食べ物を出力できるフードプリンター

食べ物に文字や絵を描くフードプリンタは前からありましたが、食べ物そのものを立体的に造形する3Dフードプリンターがすでにあります。

オランダではフードプリンターで作った料理を提供するレストランもあるとのこと。

ペースト状にした食材や粉末を使ってプリントするので、実物と同じ料理を作れるわけではありません。が、逆に人の手では作れない形の食べ物を作ることもできます。

3Dフードプリンターによって、お年寄りにも食べやすい食品を作ることもできるので、福祉にも用途があります。

最近では代替肉の開発も進んでいます。イスラエルの企業Meat-Techでは、牛の細胞とバイオインクでできた培養牛肉の3Dプリントに成功しています。

代替肉のハンバーガーがフードプリンターで出力されるようになる日も近そうです。

医療に革命を起こす生体プリンター

医療に革命を起こす生体プリンター

医療の世界では、皮膚や血管をプリントできる3D生体プリンターがすでにあります。

患者の幹細胞から培養した細胞をもとに生成する、ということで拒否反応も出づらいとのこと。

人工骨などは作られて移植も成功しています。

ブラジルのサンパウロ大学の研究チームは、iPS細胞から「ミニ肝臓」のプリントに成功。

日本でも再生医療のスタートアップ会社サイヒューズなどで組織・臓器を作るバイオ3Dプリンターの開発が進んでいます。

すべての人体部位が3Dプリントできる日も、そう遠くないかもしれません。

まるで『ジョジョの奇妙な冒険・第5部』に出てくるスタンド能力『ゴールド・エクスペリエンス』みたいなことが実際にできるようになってきているのです。

“時間経過”を加えた4Dプリンターとは?

“時間経過”を加えた4Dプリンターとは?

4Dプリンターの開発も進んでいます。4Dプリンターとは3Dに「時間による変化」を加えたものです。

熱や光などの条件を加えると形状を変える物質は多く発見されています。

時間が経つと形が変わる材料を使うことで、今までにできなかったモノ作りができるようになるのです。例えば以下のような↓

  • 自己修復するモノ
  • 自動で組み立てられるモノ
  • 環境によって変化するモノ
  • プリントした後も動作するモノ

こうした「変化するモノ」が、宇宙空間だったり、人体内だったりに使われるようになればいろいろな用途があることは想像できるでしょう。

【3Dプリンター】の現状 まとめ

【3Dプリンター】の現状 まとめ

【3Dプリンター】でのモノ作りが一般的になってきているのに加え、フードプリンターやバイオプリンター、4Dプリンターの開発まで進んでいることがわかりました。

なかなかバイオプリンターや4Dプリンターを家庭で使うことは想像しづらいですが、「ペースト食材のサブスクに加入して、朝食はフードプリンターで出力」みたいな未来は想像できますね。

ひとまず【3Dプリンター】はどの家庭にも一台あるような時代になりそうなので、3Dモデリングはかじっておくと良さそうです。

他、未来の知識をコチラにまとめています↓

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