よく耳にするようになってずいぶんと経つ【5G】ですが「5Gってイマイチ進んでいないのでは?」と気になるアナタへ。
5Gの現在と起こる変化、その先の【6G】について。最新情報をまとめてお伝えします。
最新【5Gと6G】の現状とは?《2025年と2030年頃に普及する予定》
いま僕らが使ってる4Gの次。第五世代の通信技術【5G】。
「ミリ波を使う」とか「スモールセルという小型基地局を配置する」などの、専門的なことは知らなくてヨシ。
簡単に言うと、今の4Gからこう変わります↓
- 通信の速度が100倍
- 通信の容量が100倍
- 同時接続できる数が100倍
- 遅延は10分の1
- データが重くても問題なく送受信できる
こんな感じになるので、5Gは『超高速、大容量、多数同時接続、低遅延、高信頼』とうたわれています。
想像しやすいのは、「映画や動画が秒でダウンロードできる」みたいに便利になることだけど…スゴイのはそこじゃない。
全てがリアルタイムでできる。そこが【5G】の本領発揮ポイント。
スマホもパソコンも、わざわざダウンロードする必要がなくなる。リアルタイムでネットから引き出せる。
容量が要らなくなるので、全ての機器が小型化するし、IOT化(全ての家電がインターネットにつながること)も進む。
VRなどを使ってるとよくわかるのですが、アプリのダウンロードは時間かかるし、ヘッドセットの重さで長時間は使ってられないし…って問題も一歩先へ進むわけです。
ARグラスでのリアルタイムな遠隔操作も簡単になる。遠隔手術や遠隔運転、遠隔農業に遠隔セッション。いろんなことがリアルタイムで同時に行えるようになる。
さらにすごいのは、AIによる“リアルタイム”なデータ解析です。
いままでのデータ解析は「過去のデータ」からでした。【5G】では「今この瞬間」も含めたデータ解析ができます。
リアルに集められたデータはAIで解析され、僕らの使うARグラスに有益な情報が表示されるようになる。
誰もがARグラス(やARコンタクト)をかけるようになるには、通信技術の進化が伴ってこそ実現するのではないでしょうか。
5Gのインフラ整備が遅れている《どこでも使えるのは2025年頃》
「5G対応機種は続々と出ているのに、いまいち使えるエリアが少ない?」と思いませんか?
これはその通りで、コロナなどの影響で基地局の整備が遅れています。
主要都市を中心に進んではいるのですが…今の4Gくらい普及するのは2025年くらいと想定されています。
都市部に住んでるか、地方に住んでるかによって「5Gのスマホ買っても使えないな…」みたいなことにもなる。
なので多くの方は「2025年あたりまでに5G対応にしとくかー」って感じでいいんじゃないでしょうか。
ちなみに気が早いですが、【5G】の後の【6G】は、2030年くらいになる予定です。
地球上がネットにつながる【スターリンク】のテスト開始
余談ですが…イーロン・マスク氏のSpaceX社が、進めるプロジェクト【スターリンク】。
人工衛星を使って、全世界のどこでも安定してネットがつながるようにするプロジェクトです。
そんな【スターリンク】がテスト開始とのことで。
地方に住んでいると未だに「ネット導入しづらい~」みたいなことがあったりするもので…。
地球上のどこでもネットがつながるようになるとありがたいですね。どこにでも行ける。
【5G】と【6G】の現状 まとめ
要点をまとめると以下の通りです↓
- 【5G】で通信がリアルタイムで行えるようになる
- 身の回りのモノがインターネットにつながるIOT化が進む
- データ解析もリアルタイムになって、ARグラスが流行る?
- 【5G】の整備が遅れているので、普及は2025年頃の予定
- 【6G】は2030年頃に普及する予定
というわけで【5G】の普及にはもう少し時間がかかりそうです。
対応デバイスを用意して、この先の【5G】【6G】時代へ突入していきましょう。
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