「AIのチャットがどんどん進化してるらしいね!」
AIに興味を持っているアナタへ。ものすごく話題になっているAIチャットサービス【ChatGPT】についてお伝えします。
AIのイラスト生成やAIの音楽生成など、AIをいろいろさわってみてるんですがこの【ChatGPT】もすごかった。
ただし平気で嘘をつくこともわかったので「精度はもう一歩かなー」って感じなのですが、その点もあわせて解説しますね。
AI初心者も使える【ChatGPT】とは?大嘘が面白い《始め方・使い方》
まず【ChatGPT】についてざっくり説明しますね。
「使ってみたらどんなんだったか」や「これからどうなるのか」が気になる方は読み飛ばしてOK。
【ChatGPT】とは?OpenAIが開発したチャット型AI
ChatGPTは、人工知能の研究開発を行う非営利団体『OpenAI』によって開発されたチャット型AIです。
『OpenAI』は、サンフランシスコを拠点にイーロン・マスクらが2015年に共同創業したAI開発企業。
さまざまなAIモデルを開発していますが、中でもChatGPTは話題になっています。リリースから6日間で100万人以上が登録して使いはじめました。
「GPT」とは「Generative Pre-Trained Transformer(文章生成型事前学習済みトランスフォーマー)」の略です。何のこっちゃと思うかもしれませんが、要するに「学習したことから文章を生成して返してくれるAI」ってこと。
Chatgptの始め方
ChatGPTの始め方はカンタンで、登録してメールアドレス認証するだけ。
以下のリンクからChatGPTのページにとんで「Sing up」をポチッ
>>>ChatGPT
したらメールアドレスや名前、電話番号を入力して「Continue」をポチッ
するとショートメッセージに認証コードが届くので入力しましょう。
あとは「I’m exploring personal use(個人での利用を検討しています)」を選べば完了です。
Chatgptの使い方
初めに英語で案内が出ます。「ChatGPTは間違ったりもしますよ」そして「質問や回答データは収集するので、機密情報は入力しないでね」って内容です。
見たらOKで、もう使い始めることができます。
あとは下の欄に文章を記入するだけ。すぐにAIが答えを返してくれます。
いろいろ聞いたり、お願いしたり使ってみましょう。
ChatGPTを使ってみた感想 AI利用は必須テクになる
使ってみた感想は、結論から言うと以下の5つ↓
- 瞬時にあらゆる解答がされるのはすごい
- 間違った返答が多いので、そのままは使えない
- とはいえ、使いどころによってはアシスタントになり得る
- 創造性を持つくらい進化するかがカギ
- 数年後にはAI操作が必須になりそう
ChatGPTで生成された文章を見つつ、くわしくお伝えします↓
瞬時にあらゆる解答がされるのはすごい
質問すればしっかりとした答えが帰ってきます。
ただここらへんはわざわざ文字を打つよりアレクサやSiriなどの音声AIに聞いた方が早いですね。
じゃあどこが優れてるのかというと…例えばプログラミングコードの書き方などを聞くと、めちゃめちゃくわしく教えてくれます。
コード付きで教えてくれるので、そのままコピペして使うということも可能。ここらへんは強いところですね。
ChatGPTはどう学習しているのか、仕組みは明かされていない
生成されるデータ内容に関しては明かされていないのですが、直接聞いてみました↓
Q.「ChatGPTで生成された文章は、何をもとに作られていますか?」
A.「ChatGPT は、OpenAI によって開発された対話型自然言語生成モデルです。ChatGPT は、大量のテキストデータをもとに学習されます。そのため、ChatGPT によって生成される文章は、過去に書かれた文章や対話など、膨大な量のテキストデータをもとに作られます。また、ChatGPT は、入力された文章をもとに、その文章に対して適切な返答を生成することもできます。」
Q.「ChatGPTのテキストデータのソースはどこですか?」
A.「ChatGPT は、OpenAI によって開発された対話型自然言語生成モデルですが、具体的なテキストデータのソースについては、私にはご提供いただけません。ただし、一般的に、自然言語処理や自然言語生成において、学習に用いるテキストデータは、様々なところから収集されます。例えば、新聞記事や小説、SNS 上の会話などが、学習に用いられることが多いでしょう。また、各種データセットなどが、自然言語処理や自然言語生成の研究や開発に用いられることもあります。」
イマイチ教えてくれませんが、今はどんどんサンプルデータを貯めてってるところでしょうか。
質問や返答を繰り返してデータがたまってゆけばどんどん進化してそう。
もしかしてGoogle検索がいらなくなったりする?
使ってみて思ったのが「もしかしてGoogle検索が必要なくなる?」ってこと。
AIがネット上から必要な情報を拾って答えを返してくれるなら、わざわざ検索して探す必要もないし。Googleの広告を踏むこともなくなる。そうなったらGoogleってピンチになるのか?とも思ったんですが、そう簡単にGoogleは崩れなさそう。
GoogleといえばAI研究をめちゃめちゃ進めてる企業で、膨大なデータも持ってるわけで。AIの「シンギュラリティ」って言葉を生み出したレイ・カーツワイル氏もGoogle社にいますよね。
きっと検索にAIも付いてるような斬新な機能を出してくるに違いない。
そこらへんのAI企業バトルもどこが覇権を取るのか注目したいですね。
オリラジ中田あっちゃん解説【ChatGPTとBard】AIがついに世界を変える
早くもオリラジ中田あっちゃんの『ChatGPT』解説動画がアップされました。
やはりGoogleも対抗策として『Bard』を出してきて、バトルの行方が気になるところ↓
しっかし中田あっちゃん動きが早い。楽しくわかりやすく解説してくれているので見ておいて損はないです。
間違った返答が多いので、そのままは使えない
ChatGPTをさわっていろいろ試してみています。
「鬼滅の刃の続編を書いてください」とお願いしたら、こんな返答がきました↓
AIは何でもそれっぽく答えてくれますが、今のところ平気で間違った答えを返してきます。
とんでもないことを言ったりするので面白いのですが、正確な情報を出すのはまだ難しいみたい。
これからAIを使って書かれた記事がネット上にあふれるなら、情報の真偽はさらにあいまいになってゆく。大統領や著名人のディープフェイク動画みたいに、デマが盛大に拡散されるのでしょう。
もう今からネット上の情報は全部「まぼろし〜」と思って、IKKOさんを心の片隅にインストールしておいた方が良さそうです。
とはいえ、使いどころによってはアシスタントになり得る
もう少し精度が上がったら補助ツールとして使える場面はいっぱいありそう。
職業によってはめちゃくちゃラクできたりするようになるんじゃないでしょうか。例えば先生が生徒に出すテストの問題を作らせたりとか。
うまい「使いどころ」をみつけることができれば、かなり有利になる人も出てくるでしょう。
Webライターはいなくなるかも
ChatGPTとは別の【chathy】って日本語AIツールも使ってみたんですが、1000文字くらいの記事はカンタンに作れました↓
【関連記事】>>>AIでライティングできる【Catchy】使ってみた《ヘタな記事より優秀》
こうしたツールが精度上がると「Webライター」みたいな仕事は激減しますよね。人に依頼せずに直接AIに記事書かせればいいのだから。
AIをイチ早く使った人たちだけは一瞬ラクに稼げるかもしれませんが、すぐに広まって終わる。今こうして書いているブログやウェブサイトも淘汰される。
AIによってガラッと変わる業界は多そうです。
創造性を持つくらい進化するかがカギ
「ごはん大盛り最高」という架空の歌の歌詞をAIに考えてもらいました↓
けっこう良い感じなのでは。創作をそのまんま任せなくても、創作の手助けになるような案を出すレベルにはなりそう。
今のところはまだまだ上っ面な解答が多いので、芯食った解答は少ないですが。優等生な返答を超えるくらいに進化したら創作にも使えるようになる。
『桐島、部活やめるってよ』で知られる直木賞作家・朝井リョウさんなんかもすでにAIを使って創作してるみたいですし。
AI作品はどの分野にもどんどん出てくるでしょう。
AIを使って誰でもカンタンに作品を作れるようになる日も近そうです。
数年後にはAI操作が必須になりそう
AIが人間の手を離れて進化してくようになる「シンギュラリティ」も近そうなので、直接聞いてみました。
Q.AIによるシンギュラリティはいつですか?
A.シンギュラリティとは、人工知能(AI)が人間よりも優れた能力を持ち、人類文明を変革することを指します。これについて、具体的な時期は明確には定められておらず、将来のことを予測することは困難です。多くの専門家や研究者たちは、シンギュラリティが近い将来に到来すると考えていますが、その具体的な時期については、現時点では推測することはできません。
AIはぼんやり答えてますがChatGPTやCatcy、MidjouneyやStable diffusionなどのAIサービスが続々と出てきている時点で、シンギュラリティはもう始まってる感。
どんどんAIの足音が大きくなってきて、気づいたら一気に神になってそう。なので今のうちからAIはさわっておいた方がいいですよね。
よほど特殊なこと以外はAIが全部やってくれるとなれば、AIの扱い方さえおぼえておけばいい。僕らが「検索のやり方」を覚えたように。
世の中には単なる社交辞令がいっぱいあるので、そうした「考える必要のない作業」はAIに任せてしまえばいいですよね。
AIを自分なりに使えるようになれば、膨大なデータから最適な答えを持ってくるアシスタントとして必要不可欠になる。自分に合うようカスタマイズもできるようになるのでしょう。それは例えばジョジョのスタンドのようなものかもしれない。
「AIを使えるか使えないか」で大きな差が出るのは、当然の流れですね。
AIチャットサービス【ChatGPT】まとめ
Twitter上でChatGPTのツイートを見ると、いろんな面白い投稿が見れます。くだけた文体で答えさせたり、ものすごい間違いをしていたり。
どうやって人間っぽい答えを返させてるのか謎ですが、今のうちから「AIとの付き合い方」に慣れておくと良さそうです。
AIに命令を出す「プロンプト」という言葉から、そのうち「ググる」みたいな感じで「プロンプる、プロる」みたいな言葉も出でくるかも。
なんにせよAIなどの「確実に社会に大きな影響を与えるテクノロジー」は勉強してないと取り残されてくことになるので、これ読んでるような方は少しでもさわっておくのがおおでしょう。
他、AIサービスについてはコチラにまとめています↓