どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。
「めちゃくちゃ面白いVR本です!」
VRのバイブル本としてオススメした【ミライのつくり方 2020-2045】。
2018年に書かれたこの本に、加筆・再編集された2020年決定版が出ました。
それが【ミライをつくろう VRで紡ぐバーチャル創世記】。こちらの本をレビューします。
オススメVR本【ミライをつくろう VRで紡ぐバーチャル創世記】感想レビュー
【ミライをつくろう VRで紡ぐバーチャル創世記】 GOROman 著
元Facebok、Oculus Japan創設メンバー、GOROmanが予言するVRの世界!
Q VRのターニングポイントは「2020年」でしたか?
A この予想はおおむね「間違いではなかった」といえます。
Q VRよりARの方が先に普及するのでしょうか?
A ARから普及、で間違いはないでしょう。
Q VR OSはどんな風に操作するようになるのでしょうか。
A やっぱり、空中で手を動かすような操作にはなりそうもないです。
Q バーチャルYouTuber現象は結局どうなったのでしょうか?
A 生身のYouTuberよりお金がかかるようになり、曲がり角を迎えつつあります。
この本でわかること
- 日本VR界の最重要人物・GOROmanについて
- 日本にVRゴーグルが入ってくるまでの流れ
- 世の中でVRが一般的になるまでの想定
- VRで私たちの生活はこうなる
- VRで社会はこう変わってゆく
- 2018年【ミライのつくり方 2020-2045】の、答え合わせ2020年版
VR本【ミライをつくろう VRで紡ぐバーチャル創世記】感想レビュー
【ミライのつくり方 2020-2045】で絶賛した内容はそのままに。
さらに加えて「改訂版のためのまえがき」と、「改訂版のためのあとがき」。
「ミライの答え合わせ・2020年版」が足されてボリュームアップしてます。
日本VR界の最重要人物・GOROmanさんのアタマの中。
今後のバーチャル世界を予見するうえで、読まない手はないです。
【ミライをつくろう VRで紡ぐバーチャル創世記】面白かったところ
やはり、【ミライのつくり方 2020-2045】から付け加えられた部分が面白いです。
VR人気を加速させているHMD(VRゴーグル)、Oculus Questの話。
大ヒットしているVRゲームや、人気のソーシャルVRの話。
2020年現在の話が盛り込まれています。
大手企業取りかかりはじめた、「本格的なAR機器の開発」というのが楽しみです。
コロナによるVR・ARへの影響についても言及されていて、興味深いです。
【ミライをつくろう VRvで紡ぐバーチャル創世記】印象に残った言葉
現在は(ヘッドホンを)スマホと連携して使っていますが、今後は、より「スマホを使わずにヘッドホンだけでできること」が増えていくでしょう。
今はマニュアルを読みながら作業をしているけれど、空間パラダイムの時代は、触れたらヘルプが出てきて教えてくれるでしょう。
【ミライをつくろう VRで紡ぐバーチャル創世記】読んで考えたこと
VR・ARによって、ヘルプや操作方法などの情報が貼り付けられる。
この話を聞いて、セブンイレブンに設置されたコーヒーマシンを思い出しました。
スタイリッシュなデザインの上に、手書きで「アイス」「ホット」などと貼られている。
こんなことも起こらずにすむわけですね。
そして、すべてのものに情報が貼れるなら、覚えておく必要もない。前もって知っておく必要もない。
「知っている」ことの価値はどんどんなくなって、これからは情報をどう使うか。
“クリエイティビティ”といわれる、情報の応用力こそが、重要になってくるのなぁと。
ミライへのフンドシをしめ直したのでありました。
くわしい解説は、改訂前の【ミライのつくり方 2020-2045】にもまとめています。↓
>>>オススメVR本【ミライのつくり方 2020-2045】GOROmanさんの名著!感想レビュー
この本はマジでVRのバイブルなので、すべての人に読んでもらいたい。
他、今までレビューしたVR関連本はコチラにまとめています↓
>>>未来がわかる!【バーチャルな本】感想・レビュー《まとめページ》
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