「NFTアートをやるなら、どのプラットフォームがいいの?」
そんなアナタへ。NFTの有名なプラットフォーム5つと、日本発のプラットフォームについてまとめました。
これをサクッと読めば、主要なNFTプラットフォームがわかります。
【NFTアート・クリプトアート】のプラットフォームはどこがいい?
まずは、さけて通れないNFTの4大プラットフォーム(+1)から紹介します。
NFTの4大プラットフォーム①『Opensea』
2018年の1月に創業。NFTマーケットの最大手『Opensea』。
クリプトアート・NFTアートの売買はもちろん、トレーディングカードやゲームのアイテムなど。いろんなNFTを取り扱っています。
「NFTの取引ならここが一番大きい会場」って感じ。
暗号通貨『イーサリアム(ETH)』を使って取引します。
『Opensea』のいいところは、カンタンに誰でもNFTを発行できるところ。
GAS代がかかるのは、はじめに出品する時だけ。あとの出品はかかりません。
利用者も多いし、「NFT始めるならまずはOpenseaからやってみるのがいんじゃないの」って感じですね。
デメリットとしては、万が一『Opensea』がつぶれたら、Openseaの仕組みを利用して作ったNFTは消えちゃうかもしれない。という点。
大手の『Opensea』がそんな簡単につぶれるとは考えにくいですが、リスクも踏まえて始めるのがいいです。
『Opensea』の始め方はコチラにまとめています↓
【関連記事】>>>サルでもわかる【NFTアート】の作り方《3つの手順で初心者でも簡単に始められる》
僕も『Opensea』で出品しています。参考までにSaiのNFTアートコレクションはこちら↓
>>>SAI_NFTコレクション『Culture & Pattern series』
NFTの4大プラットフォーム②『SuperRare』
2018年の4月に創業。品格のあるNFTプラットフォーム『SuperRare』。
出品できるかどうかは、審査制。有名アーティストや著名人などのNFTアート作品を取り扱っています。作品はオークション形式で売買。
サイトの作りも、作品をひとつひとつ鑑賞できるようになっていて「高級ギャラリー」って感じ。
『SuperRare』のいいところは、アーティストからも人気があって、存在感のあるプラットフォームだってことです。なので作品が高額で取引されます。
ちゃんとしたアーティストしか作品を出せないので、コレクターも権利違反作品をつかまされることがないです。
デメリットとしては、出品の審査がキビシイこと。
英語のサイトなワケですが、プロフィールを送って審査を受ける必要があります。
逆に、この審査が通ったら一流NFTアーティストの仲間入り。
>>>SuperRare
NFTの4大プラットフォーム③『Rarible』
2018年の10月に創業。こちらもNFTマーケットの大手『Rarible』。
クリプトアート・NFTアート専門のプラットフォームです。
「NFTアーティストとコレクターが集う市場」って感じ。
こちらの『Rarible』も、『Opensea』と同じく誰でもカンタンにNFTを発行できます。
『Rarible』の特徴としては、販売者と所有者に「RARI」というトークンが配られるのが面白いです。そんな仕組みもあってか、動きも活発。
ただ『Opensea』に比べて、NFT化できるファイルサイズが小さいです。
『Opensea』は100MBまでいけるけど、『Rarible』は30MBまで。
販売方法も、オークション形式などは無くて、固定した金額での販売になります。
>>>Rarible
NFTの4大プラットフォーム④『Nifty Gateway』
2018年の10月に創業。最高級なNFTプラットフォーム『Nifty Gateway』。
最高品質のクリプトアート・NFTアートを取り扱っています。
「NFT最高級作品を集めました」って感じ。
『Nifty Gateway』は、ザッカーバーグのライバルとして知られる、ウィンクルボス兄弟がバックアップしています。
超高額で落札されて話題になったBeepleさんの作品も、『Nifty Gateway』でのオークションでした。
『Nifty Gateway』のいいところは、すべてにおいてトップクラスということです『SuperRare』よりもさらにグレード上がってる感じ。
高額で取引されていて、しかも支払いがクレジットカードでもできるっていう。逆に、一般ピープルの参加はキビシイな、ってとこです。
日本でも人気のNFTプラットフォーム『Faundation』
あともうひとつ、忘れてはいけないプラットフォームが『Faundation』。
イラストレーター・さいとうなおきさん作品がオークション出品され、高額で落札されたのも話題になりました。
招待されないと出品できない- Openseaより出品料が高い
- コレクションというより1点モノを出品するのに向いている
などの特徴がありますが、日本では『Opensea』の次に使われているプラットフォームとして人気があります。
海外コレクターの目にとまって購入されることも多々あるようです。
>>>Faundation
日本のNFTプラットフォーム7つを紹介
「日本発のNFTプラットフォームやサービスはないの?」って気になりますよね。あります。
今まさに、続々と登場しています。こちらです↓
- NFTプラットフォーム『HEXA』
- NFT作成サービス『Chocofactory』
- NFTプラットフォーム『NFTStudio』
- NFTマーケットプレイス『nanakusa』
- NFTプラットフォーム『Hokusai』
- NFTサービス『Startbahn Cert.』
- NFTプラットフォーム『Pantograph』
- NFTプラットフォーム『CryptoArt-Experiment』
ひとつずつ見ていきましょう。
NFTプラットフォーム『HEXA』
【HEXA】は、イラスト・写真・ツイートなどをNFTにして出品できるサービスです。
日本円で気軽に売買できるのが特徴で、クリエイターの参入が増えています。
『HEXA』についてくわしくは以下の記事にくわしくまとめています↓
【関連記事】>>>サルでもわかるNFT【HEXA(ヘキサ)】のメリット・デメリットとは?《始め方や評判も解説》
NFT作成サービス『Chocofactory』
>>>Chocofactory
まずは『Chocofactory』。2021年3月にサービス開始。
“独自コントラクト”でプラットフォームに依存しないNFTが発行できます。
“独自コントラクト”って何なのかは、コチラを読めばわかります↓
【関連記事】>>>【NFTアート】村上隆が出品を取り下げたのはなぜ!?《わかりやすく解説》
『Chocofactory』でNFTを作って『Opensea』で出品、ということもできます。
『Chocofactory』の始め方は、コチラにまとめています↓
【関連記事】>>>NFT作成サービス【Chocofactory】の始め方・使い方《簡単まとめ》
NFTプラットフォーム『NFTStudio』
>>>NFTStudio
ブロックチェーンゲームで知られるCryptoGames株式会社の運営するNFTプラットフォーム。
気軽にNFT作品を発行・販売できるということで、多くのイラストレーターが登録しています。
NFTマーケットプレイス『nanakusa』
>>>nanakusa
2021年3月にサービス開始。NFTマーケットプレイス『nanakusa』。
クリエイターの募集もされており、nanakusa公認クリエイターになれれば世界へ向けて発信するサポートも受けられます。
現在はSBIの子会社になり、サービスが継続されています。
NFTプラットフォーム『Hokusai』
>>>Hokusai
2021年4月にサービス開始。NFTプラットフォーム『Hokusai』。
実際にある作品と紐づけて売買できるプラットフォームとのことです。
NFTサービス『Startbahn Cert.』
2014年からアート×ブロックチェーンの事業にたずさわっている、Startbahn社さん。
NFTのマーケットプレイスではなく、実際にある作品をNFT発行するのが主な業務の会社です。
少年ジャンプの『ONE PIECE』をNFT化するプロジェクトは、こちらの会社が行ったものです。
NFTプラットフォーム『Pantograph』
>>>Pantograph
2020年8月にサービス開始。NFTを売買する『パンタグラフマーケット』。
そしてNFT作成サービス『パンタグラム』もリリースされます。
『パンタグラム』は、インスタのアカウントと連動してNFTを作って、出品できるサービスとのことです。
NFTプラットフォーム『CryptoArt-Experiment』
2021年4月にサービス開始。NFTプラットフォーム『CryptoArt-Experiment』。
時代の先端をゆくクリエイティブ集団、ライゾマティクス社が発表したプラットフォームです。要注目。
その他のNFTプラットフォーム
NFTの4大プラットフォーム以外のプラットフォームも並べておきます。
興味があれば、調べてみるといいかもしれません。
- LooksRare
- Magic Eden
- Atomic Market
- KnownOrigin
- tofuNFT
- COMSA
- Zora
- ASNYC.
- makersplace
- SIGN Art
- Digicol
- Creary
- DIGITALAX
- Maecenas
- X2Y2
NFTプラットフォーム まとめ
というわけで、NFTのプラットフォームを紹介しました。
NFT4大プラットフォームをはじめ、主戦場は日本語に対応していない海外サイトになります。
なかなか一般ピープルが手を出すのはハードルが高い状況ですね。
今のところ一番やりやすいのは、『Opensea』と『Faundation』です。
日本発のプラットフォームも次々と出てきております。NFTが売買されているCoincheckをはじめ、楽天、メルカリ、GMOなどなど…まさに今、超特急で整備されている市場となっています。
おそらく、あっという間に一般でもNFTの売買をするような世の中になるのではないでしょうか。
一般利用は、もうちょっと使いやすくなってからでもよさそうです。
その時にいち早く使えるよう、プラットフォームの動向や、暗号資産の知識などを入れておくと良いでしょう。
他、【NFT・クリプトアート】についてはコチラにまとめています↓
【関連記事】>>>サルでもわかる【NFT・クリプトアート】始め方・作り方・売り方《まとめページ》
ちなみに僕も絵を描くので、NFTを作って出品しています↓(絵をチラ見してもらえるとうれしい)