「NFTアートにも活かせるし、デジタルイラストにチャレンジしてみよう!」
というわけで、描くためのデバイスを買ってデジタル画を始めました!
絵を描く人がデジタル画を始める時につまづく点や、どんな道具を買えばいいのかがわかったのでお伝えします!
【デジタルイラスト上達への道】①初めての板タブ&クリスタ《NFTアートに活かす》
先にこの記事の内容を言うと以下の5つです↓
- 板タブを使うなら画面サイズを合わせる設定は必須
- 今まで紙に描いてきた人は液晶タブレットを使った方がいい
- タブレットのサイズは大きい方がいい
- クリスタは板タブにはいいけどiPadでは多少使いづらい
- 実際に板タブで描いてみた様子
やってみての失敗・わかったことがあったので、それぞれ説明します!
①板タブを使うなら画面サイズを合わせる設定は必須
↑板タブだとディスプレイの画面とサイズが違うので、まずはこちらの【板タブを3倍描きやすくする方法】を見ながらサイズを合わせる設定をした方がいいですね。
サイズを合わせないと、手で線を引くキョリと画面に描かれてく線のキョリに差が出てしまいます。
僕は「ひとまずデジタル画のお試しで…」って感じで一番安いWacomの板タブセットを買ったのですが…
タブレットのサイズが小さいので、ディスプレイとのサイズ差が大きいのでこの設定は必須でした。
②紙に描いてきた人は液晶タブレットを使った方がいい
いままでアナログで紙に描いてきた人は、液晶タブレットを買った方がいいです。理由は「手元を見ながらそのまま描けるから」。
板タブだと手元を見ず、画面に描かれる線を見ながら描きます。これは長年アナログで紙に描いてきた人ほど違和感があります。
液晶タブレットなら画面にそのまま描き込んでく感じなので、すんなりデジタル画が描けます。
画面がツルツルして描きづらければ、貼るだけで紙の質感にできる「ペーパーライクフィルム」もあります。より紙で描いてるそのままの感じで描けるのでオススメ!
③タブレットのサイズは大きい方がいい
カンタンなイラストなら小さいタブレットでも問題ないです。が、本格的にイラストを描きたいなら一番大きいサイズのタブレットを買った方がいいですね。
参考資料などを見ながら描くと、画面に表示させるぶんせまくなるからです。
あと、自分の描いてるイラストを「引き」で見た画面を置いとくこともできる。上級者はだいたい引きで見た画をチェックしながら、違和感あるところを修正しつつ描いてます。
④クリスタは板タブにはいいけどiPadでは多少使いづらい
ワコムの板タブを買うとたいだいセットでついてくるペイントソフト『CLIP STUDIO(クリスタ)』。
人気のソフトですし高機能ですし、デジタルイラスト描くには申し分のないソフトです。
しかし!高機能ゆえ、初心者は使い方を覚えるのに多少ハードルがあるかもなーって感じ。
板タブ×クリスタならYoutubeの解説動画でも見て使い方を覚えていけばいいですが、iPadだとクリスタはちょっと使いづらい。なぜならショートカットが使えないから。
クリスタはショートカットをガシガシ使いながら描いてくので、キーボードのないiPadだと時間がかかってストレスたまる。しかもiPad版のクリスタは月額制。
なのでクリスタはキーボード使える環境の方が描きやすいなーって感じです。マンガとか描く人にはいいんですけどね。
⑤実際に板タブで描いてみた様子
板タブでどこまで描けるかやってみて。このくらいは描けました↑
とはいっても、ここまで描くには板タブに慣れる必要があった…。いきさつをお見せします。
- まずはゆるいキャラクターイラスト
- 女の子イラストをやってみる《女子イラスト1枚目》
- アナログ感ある絵も描ける《女子イラスト2枚目》
- イラストレーターの技を学びつつ《女子イラスト3枚目》
- デジタル画でやりたい方向性が見えてくる《女子イラスト4枚目》
まずはゆるいキャラクターイラスト
初めはひとまず図形を描いて「ゆるいキャラクターを作りたいな」と、やってみました。作ったのがこちらのキャラクター『クリプトヘルメッツ』↑
円や直線の描き方をおぼえつつ描いたんですが、シンプルに見えてむずかしかった!!
やっぱり初のデジタルなので紙に描くのとは全く別で。使い方をなんとか調べてった感じです。
しかし!おかげ様で、このキャラクターをNFTにしたらガチで描いてる絵よりお迎えされてったという…。
NFTアートは「絵が上手いから良い」とかそういうものでもないんだな、ということがよくわかりました!
女の子イラストをやってみる《女子イラスト1枚目》
キャラクターイラストと共に挑戦したかったのが女の子イラスト!美人画!
NFTアートではカワイイ女の子イラストが人気なので「これを機にチャレンジしてみたい!」ということでイチからやってみる!
デジタル画の「レイヤー」というものがまったくわかっておらず、ゴチャゴチャになって最終的にはアナログで塗ってくハメになったけど…なんとか描けた。
アナログ感ある絵も描ける《女子イラスト2枚目》
イラストレーターの技を学びつつ《女子イラスト3枚目》
プロイラストレーターは女の子をどうやって描いているのか、Youtubeで学びつつ本格的に描いてみる。
↑瞳はかなり手が込んでるんですね!でもYoutubeを見てやればどう描いてるのか構造がわかります。
瞳はいろんな光を入れてジュエル感を出す。まつ毛は線じゃなく面で描くのがポイント。
↑どこが下になってどこが上にくるのか、デジタル初心者にはレイヤー使いがなかなか難しいところです。慣れが必要ですね。
↑髪はやればやるほど時間が溶けますね!「影は線じゃなく面で塗る」ことや「光の入れ方」などもYoutubeで学べました。
で完成したのがこんな感じ!女子イラスト3枚目としては上出来じゃないでしょうか。
やはりプロイラストレーターの技術はすごい!学びがたくさんありました。
デジタル画でやりたい方向性が見えてくる《女子イラスト4枚目》
↑女子イラスト4枚目。テーマは「アート性を入れる」。
日本のデジタルイラストを見ると、「アニメのワンシーンを切り取ったようなイラストが人気なんだなー」って感じ。それは自分がやりたい方向ではなかったので、どういう美人画を描いていきたいか考えました。
やっぱり持ってても飾っても恥ずかしくないようなかっこいいのが描きたいなーと思い。構図や配色などにこだわっていきたい。自分の強みはあらゆる文化をふまえた上で描くことなので。デジタルでもアート性をぶち込んでく。
というわけで、アニメ風イラストとは違う方向でいく!
そもそも自分の「お金を稼ぎたい理由」が、「メシ食うために大衆ウケしなきゃ成立しない市場がイヤ」なので。稼ぎがあれば大衆にウケなかろうが、突き詰めて好きに挑戦できるのがいいよね。
ぞんぶんに世界のアート文化を吸収して好きにやれる。
で、板タブの感じはだいたいわかったので、次は液タブにチャレンジしたい!
「やっぱりiPadの一番デカいやつだな」ということで、NFTアートの売上でiPad買いました!
次回からは【デジタルイラスト上達への道:液タブ編】をやっていきます。
追伸:才能は必要ありません
絵に限ったことじゃないですが、「できるかできないか」に才能は必要ないです。
「才能」とか「先天的な身体機能」が必要になるのは「歴史に名を残せるかどうか」の話なので。
「できるまでやる」という覚悟を決めて、ひたすら思考と行動を重ねるのみ。そうすれば僕らにできないことはありません。
人一倍めんどくさいことをやる気持ちがあるかどうかの問題なので、「才能がない」などの軽い思考で簡単にやめる人が多いのは残念でなりません。他にやりたいこと見つかったならいいですが。
イヤなことからは逃げてもいい。でも好きなことからは逃げちゃダメ。
「絶対にこれをやりたい!」というものがみつけたら、「できるかできないか」じゃない。どれだけ時間と労力がかかろうと「できるまでやる」。必要なのはこの覚悟のみ。
僕らの百年の旅を楽しみましょう!
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