「NFT出品したけどマーケティングがわからない!どう売ったらいいの?」となっていませんか?
この記事では、絵やイラストをNFT出品して↓
- これから作品を売っていきたい
- 出品したけどぜんぜん売れない
というアナタに向けて、「作品の売り方」についてをまとめました。
作品を描くのと違って「売る」「宣伝する」「マーケティングする」って難しいですよね。
NFTクリエイターはみんな試行錯誤しながらやってることと思います。
僕自身もチャレンジ中ですが、やっている中で見えてきた部分もたくさんあるのでシェアします。
超初心者向け【NFT】7つの売り方
- 作品の質
- 価格と売り方
- 作家の人柄(交流・宣伝)
- 作品にくっついてる価値
- 今後の可能性
- 買う人の好み
- 他のNFTを買う
多すぎてもわかりづらいので7つにしぼりました。それぞれくわしく説明します↓
①作品の質
これは一番わかりやすいですね。やっぱり質の高い作品は売れている印象です。
「作品の質」がなくても売れますが、それは後で説明します。
特に「カワイイが極まってるイラスト」や「美麗な絵」は人気が高いです。
「そんなことわかってるよ」と思われそうなので、一歩ふみ込んだ“2つの質”についてお伝えします。
「作品自体の質」と「コレクションの質」についてです。
作品自体の質
まず「イラストのレベルを上げたい」という方は自分で学ぶなり、さいとうなおき先生のチャンネル見るなりしてウデをみがいて下さい。
ここで言う「作品自体の質」というのは、「何用の絵なのかを考えて作ろう」ということです。
例えば、Twitterのアイコン用に描いた絵なら、アイコンにすると小さく表示されるわけですよね。スマホで見るならなおさらです。細かく描いた絵なら「何描いてんだかよくわからない絵」に見えてしまいます。
なので「アイコン用の絵だから、はっきり見えやすいように線幅を太くする」といった工夫をした方が良いでしょう。
「バーチャル空間に展示しても画像が粗くならない」みたいな、画像サイズへの配慮も必要ですね。
それと、画像のファイル形式は「JPEG」を使う人が多いと思います。
でも、作品によっては「別のファイル形式が向いてる」ってことがあります。いちおう考えてみましょう↓
また、OpenSeaで「NFTをフリーズする」というのも作品じたいの価値をあげるイチ要因です↓
>>>フリーズメタデータとは
こうした技術的なポイントもおさえて作品づくりをした方が良いのは間違いないでしょう。
これらをふまえた上で「自分の作品の強みは何か」を突き詰めてゆけば、魅力的な作品が生まれるのではないでしょうか。
コレクションの質
OpenSeaでの「コレクションの質」。ここ重要です。
まず、「コレクション作品の統一感」があるのに越したことはないです。試しに他の作家さんの「統一感あるコレクション」をチェックしてみてください。
近しいものが並んだ中から自分の好みを探せるし。買い手としても選びやすいし、覚えやすい。「ああ、あの人の作品だ」と認知されやすい。
「統一感あるコレクション」にすることは、メリットしかありません。
ただし、気をつけたいのは「色違い」の発行。あまりに色違いが多いと、ちょっと価値が薄い感じしますよね?しかも多すぎると選びづらい。
なので「色違い」はある程度の数にとどめましょう。(2~5枚くらいまでかと思います)
近しいものが並んでるけど、微妙にそれぞれが違う一点モノである方がいいわけです。
同じ理由で「作品を複数枚で発行する」のは一点モノよりは価値が下がる場合が多いですよね。
「色違い」や「複数枚の発行」は数をしぼった方がいいのは確かです。
そして、気にしなきゃいけないのが「コレクションの数字」
コレクションを見ると、↑画像のように数字がありますね。左から
- items コレクションの出品数
- owners 所有してるオーナー数
- floor price 出品してる作品のうち、一番安い価格
- volume traded 今までの全体取引額
となっています。
この数字を見れば、「売れてるコレクションかどうか」がイッパツでわかるわけです。
- 「いろんな人の手に渡っているか」
- 「作品は完売しているか」
- 「二次流通もしているか」
- 「オファーはあるか」
- 「流動性があるか」
など、さまざまな点が見られています。
誰もがゼロスタートなわけなので、初めは気にする必要ありません。が、気にせずバンバン出品しすぎるのも良くないです。
ひとつも売れてないのに、いきなり100作品とか出品するのはやめましょう。
売れてないのに作品数が多すぎると「あ、わかってないなこの人…」と思われます。
Twitterでしっかり交流や宣伝して、初めは少しづつ出品するのがいいです。
理想をいえば、一個ずつ「売り切れてる状態」にできるといいです。が、圧倒的に画力あったり人気あったりでもしない限り簡単にはいきません。
まずは1~5作品くらい並べて、1つ売れるように交流や宣伝に力を入れましょう。
あと、「何作品かは売れてるけど最近売れてない…」って人に向けてですが、売れてないからといって「ずーっと出品しない」のは良い考えではありません。
「気に入った作品なら買う」という方は多いです。「あんまり積極的に活動してないな」と思われる方がマイナスなので、定期的に作品を出していきましょう。
そして一歩ずつ、オーナー数を増やす。フロアプライスを上げる。全体取引額を高める。こうして「コレクションの質」を上げることを意識していきましょう。
②価格と売り方
初心者にありがちなのが、いきなり高値で売り始めること。僕もやっちゃってました。
そりゃ誰だか知らない人が描いた絵を、そこそこな値で買ってもらえるわけない。
というわけで心を入れかえ、0.2ETHで売り出したものを0.001ETHに修正。
初めはとにかく安く出品して「まず1枚買ってもらう」のが大事です。(もちろん圧倒的に売れるんなら高値でいいですが)
価値が出れば、二次転売されて自分に返ってくるのがNFT出品のいいところ。初めは安くてOK。
いきなり高値を目指さず安く出品して、買ってくれるオーナーさんを増やしていきましょう。初期に買ったオーナーさんには、価値が上がることでお返しできます。
売り方の種類を知ろう
ざっくり言って売り方は3種類あります。
- 固定価格で販売
- オファー形式で販売
- オークション形式で販売
固定価格で売るのはわかりやすいです。値段をつける→その値段で売れる。以上。
オファー形式は、作品に値段をつけないで置いておきます。それに対して「○○ETHで買うよ」と手が上がる(Bid)。いわゆる挙手制です。
ただし、オファーをする側にも受ける側にもガス代がかかります。「売れた値段より、支払ったガス代が高くて赤字じゃんか」という悲しい結果になることがあります。気をつけましょう。
なのでオファー形式は、ある程度ETHに余裕がある人しか買えません。初心者がオファー形式で売るのは少しハードルが高いかもしれませんね。
オークション形式はご想像通り。一番高値で入札した人が落札者になります。
高い値段からオークション開始して、値段を下げてって一番手に入札した人に売る形もありますが、まず使わないでしょう。
オークションでの入札にはガス代がかかるので、買い手の負担になります。
負担にならないよう、Twitterのコメント上でオークション開催した方がいいですよね。なのでオークション形式は初めは考えなくていいです。
初心者は一番わかりやすい「固定価格での販売」がいいでしょう。
ただ、問題は「ETHでの出品だと買い手はガス代がかかる」ということです。以下でくわしく説明します。
ETHとPolygonどちらがいいか問題
「ETH作品だとガス代がかかる」というのが重要ポイントです。
例えば「NFT作品は0.001ETHなのに、ガス代が高くて0.03ETHかかる」って感じだと、買い手は0.031ETHで買わなければいけない。あなただったら買いますか?ちょっとキビシイですよね。
安く出品しなければいけない初心者ほど、ETHでの出品は販売ハードルが高いのです。
そこで、初心者はまずPolygonで出品して販売実績をつむのがいいです。
Polygonなら買う時にガス代がいりません。なので気軽に売買できます。→(タイミングによってはガス代がかかるようになりました)
現に今のNFT日本市場ではPolygon作品が多く流通しています。なので使えるPolygonETHに余裕のある人がたくさんいる状態です。
僕もPolygon作品を買ってみましたが、かなり気軽に購入できる。作家さんを応援する意味でもけっこー買っちゃいます。
Polygonでの0.001ETHとかいったらほとんどタダみたいなもんなので、良い作品なら売れてゆきます。
まずはPolygon作品から売り出して認知されてくのが、現時点では一番ハードル低い感じがします。
Polygonでの出品の仕方・買い方についてはこちらにまとめています↓
【関連記事】>>>【OpenSea】のPolygon出品・購入の方法《ガス代いらず》
③作家の人柄(交流・宣伝)
多くの人をコミュニケーションしている人はそれだけ応援されやすく、作品も買ってもらえています。
「交流」や「宣伝」は作品を売り出すために必須、ということで以下の5つを基本にやってみましょう↓
- SNSでの広報
- コミュニティ運営
- 人気作品の二次創作やコラボ
- 作品ギブアウェイ企画
- 海外への宣伝
それぞれくわしく説明します。
SNSでの広報
NFTクリエイターはTwitter必須。Twitterが唯一の宣伝場所といっていい感じだからです。
Twitterをやっていない方は、NFT出品する前にTwitterを始めた方がいいです。ちなみにInstagramは、今のところ効果うすいです。
Twitterだと拡散されやすかったり、リアルタイムでしゃべり場ができる「スペース」機能があったり、広報活動に向いてるんです。
なのでNFTクリエイターとTwitterはワンセット。Twitterアカウントがないと始まりません。
Twitterアカウントを作ったら、まずはプロフィール写真を用意して、自己紹介をしっかり書きましょう。
「試しにやってみましたー」「初心者です」みたいな文言をはプロフに入れない方がいいです。「すぐやめそうだな…」とか「だましやすそうだな」と思われてしまうからです。
Twitter運用を始めたら、画像付きで制作の経過を発信したり、コレクションの宣伝&新作発表など投稿していきましょう。
「何やらやればいいの…?」という方はまず、こちらのコミュニティに参加するといいですよ。「こんなコレクションやってます」と投稿してみましょう↓
>>>Twitter「NFT出品宣言!」コミュニティ(現在、参加者550人超え)
Twitter上では「いろんなNFTが見たい」「NFT買います」みたいな投稿も多いので、アナタの作品をどんどん宣伝してみましょう。
「NFT買います」への宣伝を見て買ってる方もけっこういるみたいです。
人と話すのが好きな方は、どんどん「スペース」に参加して交流や宣伝を行うのもいいですね。
ちょくちょく接してると親近感がわく。心理学でもよく出てくるアレです。好感を持たれると、作品も注目してもらいやすい。
僕と同じく人前でしゃべるのが苦手なタイプの方は、交流が少なくてハードモードになってしまいます。
コミュニケーションが得意な人は、どんどん出てって交流した方がいいですね。
コミュニティ運営
「作品が売れる」ということは、「作品を保有するオーナーがいる」ということです。
難しく考える必要はありませんが、「買ってもらったんだからこれからも頑張るぞ」くらいは思ってください。
「作品が売れたら終わり」ではありません。そりゃオーナーさんも、買ったクリエイターが認められてった方がうれしいですよね。
オーナーさんも、買った作品をTwitterで投稿してくれたり、人に紹介してくれたりします。
作品が売れた時点でもはや「関わっているのはひとりじゃない」ということです。
当然、たくさんの人に応援された方が有利です。なので「Discord」チャンネルを立ちあげてコミュニティ運営されてるクリエイターさんもいます。
コミュニティに参加しているオーナーさんの発信力・影響力などもコレクションの強さになります。
「あのコミュニティに入りたいから買う」って感じで、購入理由にもなることは覚えておくべき。
作品が売れたら、NFTコレクションに関わる「コミュニティの運営」も一度考えてみましょう。
ただ、能力の向き不向きがあります。コミュニティ運営するには絶望的に向いてないタイプの人も多いと思うので、無理にやる必要もないでしょう。
点で攻めるより線、線で攻めるより輪の方が有利だよね、という話です。
人気作品の二次創作やコラボ
人気作品の二次創作は、リツイートで拡散されやすいです。
すでに知っている作品に関するものなので、親近感もわきやすく、気軽に購入する人も多いです。
なので二次創作から火がついて人気作家になるクリエイターがけっこういます。
まーそれぞれ作風や信念もあると思うので「オレは完全オリジナル作品でいくんじゃい」という方はやる必要ありません。
でも「何が何でも売れてやるんじゃい」という方は人気NFTの二次創作をしてみるのもひとつの手です。
また、「コラボ作品」もたくさん発表されています。
人気作家同士のコラボじゃなくても、「同じ雰囲気で相性が良い」とか、「意外な組み合わせで斬新」とか。そういったコラボなら面白くて注目を集めるでしょう。
作品ギブアウェイ企画
作品をプレゼントする企画をやって、認知を広めましょう。これは『NFTGiveaway』と呼ばれるやり方です。
さまざまなギブアウェイ企画がTwitterやDiscord上で行われています。
NFTギブアウェイをやる意味と、やり方ついてはコチラにくわしくまとめています↓
【関連記事】>>>有益な【NFT】作品ギブアウェイのやり方《効果的な活用法まとめ》
海外への宣伝
日本国内でNFTを買う人はまだまだ少ないです。なので市場が大きい海外へ向けて、クリエイターそれぞれが「海外展開できないものか」とチャレンジしています。
「外国の方がウケそうな作品なんだよな…」という方は、いきなり海外狙ってみるのもいいんじゃないでしょうか。海外でバズったりしたら一気にブレイクするかも…。
NFTクリエイターの海外展開を支援しているNFTJPNさんのような取り組みもあります。アカウントをフォローして、募集があった時に参加してみるのもいいんじゃないでしょうか。
英語が得意な方は、海外のTwitterスペースに飛び込んで宣伝してる方もいます。
「外国語サッパリできません」という方はできる方と組むか、翻訳ツール使ってメッセージするしかないかなぁ。
経験談としては…Twitterタグ「#NFTs」「#NFTCommunity」「#nftcollector」などで海外コレクターを探して、「Drop your NFT !」みたいな投稿にも宣伝してみましたが。怪しいDMいっぱい送られてきたりとか。イマイチ効果ある感じはしないんですよね。
ただ、何もやらないよりは地道に英語投稿してる人の方が当たるかもしれない。時差を考えたうえで地道に英語投稿してみるべきかなーと。
日本時間からすると、
- ニューヨークは-14時間
- ロサンゼルスは-17時間
- ロンドンは-9時間
なので海外へ向けて投稿するなら、日本人が寝てるような時間帯の方が良さそうですね。
反応で来る「promote it on !」みたいなコメントは無視して、いろいろ試してみてください。
海外にウケる作品としては、やはり“和”な雰囲気のが良さそうです。
④作品にくっついてる価値
「絵はどうでもいい」という投資家もいます。いったいどういうことでしょうか。
結論をいうと「作品を買うことによってプラスになる要素はあるか」ということです。
大きく以下の3つに分けました↓
- 何に使えるか
- 値上がりしそうか
- つながりを得れるか
これらの「作品にくっついてる価値」について、それぞれ説明します。
何に使えるか
NFTを買う人は「買って何が得られるか」をイメージしています。
わかりやすいところで言えば「買ったらTwitterのアイコンやヘッダーに使える」とか「アップルウォッチやスマホの壁紙にしたい」とか。買ったことを投稿して「仲間だと思われたい」。「センス良い人と思われたい」。「買ってSNSに投稿したい」などなど。
買ったら所有欲が満たせたり、自慢できたり…っていうのも「作品にくっついてる価値」なワケです。
NFTによっては「コミュニティに入れる権利」がもらえたり、「換金できるトークン」がもらえたり…っていうのもあります。
技術的な設計はできなくとも、アナタの作品が「何に使えそうか」を考えて作ると一味違う作品が生まれるんじゃないでしょうか。
値上がりしそうか
「値上がりするかどうか」は投資家にとって一番大事なポイントですね。
どんな作品でも、欲しい人がいっぱいいれば値上がりするし、いなければ値下がりする。
わけわからないモノが話題性だけで高値になったりもします。なので「作品自体はどうでもいい」って投資家もいるわけです。
作品の質が高いほど「欲しい」とはなりやすいので「絵はどうでもいい」とまでは言いませんが…需要があるものを作らないと売れないわけですね。じゃあどうすれば作品の需要が上がるのか?
クリエイターができることと言えば「作品の質」を高めるのももちろんですが、「どういう人か」が見られる部分が大きいです。
例えば以下のような…↓
- 「ずーっと続けることができそうな人だな」
- 「ファンやフォロワー数が多いな」
- 「積極的にいろんなところで発信しているな」
- 「仕掛けやアイデアが面白いな」
- 「いろんな人とつながりを作ってるな」
つまりは「まずはTwitterでの発信」をちゃんとやろうってことになるわけですね。
つながりを得れるか
もしかしたら日本市場は「つながりを得れるか」というポイントが一番重要なんじゃないか?と思っています。
同じ作家さんの作品を買ったり、近しいアイコンにしてワイワイやる。そういった「仲間意識」が強く働いていて、取引が活発になってる感が強い。日本社会を生きてきた人には説明しなくてもわかるはず。
僕も他クリエイターさんのNFTを買って気づいたんですが、「名刺配り」してる感覚に近いものはあるなと思いました。
もちろん作品の質や好みで選んで買ってるんですが、それプラスで「認知もされる」っていうのは大きい。
いまこの早いタイミングの日本市場でチャレンジしてる「可能性ありまくりなクリエイターたちと知り合っておきたい」というのは多分にあるんじゃないでしょうか。
「この人すげーなぁ!」って人がいたら、つながっておきたいのは人間のサガ。
⑤今後の可能性
作品を売って終わりじゃなく、コレクション運営をしつづけるのが大事です。
クリエイターはそんな難しく考える必要ないですが「この人の作品は可能性あるなぁ」と思ってもらえる方が売れますよね。
新作を発表してくのはもちろんですが、「コレクションを続けてく上での考え」もしっかり用意しておくといいです。
「これからどうなっていくか」がわかる“ロードマップ”を提示してるコレクションもたくさんあります。
「ホルダー数が〇〇人になったら特別プレゼント企画します」とか「売上で仮想空間の土地を買う」とか。いろいろありますね。
面白いストーリーを作ってゆけそうなコレクションなら、「これは可能性あるっ!」となりますよね。
ガチで1枚1枚描いてる画家タイプの方にロードマップは必要ないかもしれませんが、「コレクションに対する考え」はまとめておいた方が良さそうです。
「これから可能性ある」と思われるコレクションになるにはどうすればいいか考えましょう。
⑥買う人の好み
好みで買う人は買う。シンプル。
「値が上がるかどうか」は関係なく「好みだから」で買う人も多いです。
さらに一歩踏み込んで、「コレクターのアイデンティティに合ってる」ものは買われやすいです。
例えば。僕は「さい」という名前なので動物の「サイ」のNFTを買いました。アイコンの髪色が水色なので、同じ髪色のキャラNFTも買いました。
「好み」に加えて「自分と同じ要素があるもの」を買ったわけです。自分大好きですから。
「人はそれぞれ好みやアイデンティティがあり、すでに見えている状態である」ここがポイントです。
コレクターの好みやアイデンティティに合わせたNFTを作るクリエイターもいます。
その最たるものがオーダーで作るNFT。自分が欲しいものを作ってもらえるわけなので、需要があるわけですね。
⑦他のNFTを買う
最後に、「自分でNFTを買ってみる」ことをオススメします。理由はカンタンで、「買い手の心理」がわかるからです。
「これは値上がりしそう」って見てる投資家目線だったり。数多くある中からひとつを選ぶコレクターの基準だったり。「このNFTを持つとこういう仕掛けがあるのか!」とか。いろいろなことがわかります。
いろいろなNFTを見て「これは欲しい」と感じた時。「なぜ欲しくなったのか?」自分をよーく観察して言語化してみるといいですよ。
「ここがこうだったらいいんだけどな…」とか「このポイントは自分のコレクションにも取り入れた方がいいな」って発見も多いはず。
僕もいろいろなNFTを買ってみて学びが多かったです。で、学んだことを今こうして書いているわけです。
無理に買う必要はないですが、まずは他クリエイターのコレクションを見て「良いなぁ」と思う作品をみつけて入手してみましょう。
【NFTアート】7つの売り方 まとめ
NFTの販売戦略7つをまとめると、以下の通りです↓
- 作品の質 →絵の質だけじゃなく「コレクションの質」も考えよう
- 価格と売り方 →ETHとPolygonの違いを理解して、初めは安く出品しよう
- 作家の人柄(交流・宣伝) →Twitterを活用して交流・宣伝をやっていこう
- 作品にくっついてる価値 →“付加価値”を意識して作品を作ろう
- 今後の可能性 →コレクションのストーリーは何なのかを考えよう
- 買う人の好み →コレクターの好みに合わせる道もある
- 他のNFTを買う →誰かのNFTを買ってみて「買い手の心理」を理解しよう
これをさらに3つの要点に圧縮するとこう↓
- 買うことによって「付加価値」があるNFTは売れる
- ストーリーがあり、さらにストーリーが続いてゆくNFTは売れる
- よく知られており、つながりがあるNFTは売れる
これらを意識するのとしないのとでは、作品づくりが全然違ってくるんじゃないでしょうか。
この記事に書いてあることを一気に全部やろうとするのは難しいと思います。
クリアする項目はいっぱいあるので、ひとつづつ考えてみてください。時間がかかってもぜんぜん遅くないです。魅力的な作品が生まれれば、見い出してくれる人は確実にいます。
日本でNFTを買ってる人はまだまだ少ないです。一般的になるのもいつになるかわからないので、じっくりと作品制作に挑んでみてください。
自分も絵を描く者として、「真摯に作品づくりしてる人を応援したい」っていうのはあるので。
ちなみに当サイトを見て「NFT出品しました」って方は、Twitterで教えてくれればリツイート宣伝などさせていただきますよ。気軽に声かけてください!
「売り方はだいたい把握した。で、おまえはどんなコレクションやってるん?見せてみろや!」って方は、参考までに↓
>>>Openseaコレクション【Culture & Pattern series】を描き続ける意味
>>>Openseaコレクション【クリプトヘルメッツ】&【アナザーヘルメッツ】紹介
他、【NFT・クリプトアート】についての記事はコチラにまとめています↓