「NFT作品がなかなか売れない。やっぱりマーケティングしなきゃダメ?売るためのコツ・売り方を教えて!」
そんなアナタへ。個人でできるマーケティング戦略をおさえつつ、NFTを売るために「知っておきたいこと7つ」をまとめました。
有名なアーティストやすでに人気があるイラストレーターでもないかぎり、NFT販売しても簡単には売れません。「とはいえマーケティングは苦手だなぁ…」というクリエイターさんも多いですよね。僕も同じでした。
しかし、NFT販売をする上で必要最低限のマーケティングは必要です。じゃないとあなたの作品が知られることなく埋もれてしまうからです。
「いいカンジの作品をつくってるのにひとつも売れてない…」という方向けに、これまでの販売活動でやってきたマーケティングや、宣伝に必要な知識をシェアします。
NFTのマーケティングは個人でもできるかぎりやっていきましょう。
「まだNFTを作ってない…」って方は、マーケティングの前にまずはNFTを作るところから↓
【関連記事】>>>サルでもわかる【NFTアート】の作り方《3つの手順で初心者でも簡単に始められる》
【NFTアート】7つのマーケティング個人戦略
マーケティングのポイント7つは以下の通りです↓
- マーケティングの基本的なポイントはおさよう
- ダメならテコ入れ。まずはNFTについて知ろう
- 『Opensea』以外のプラットフォームも検討しよう
- 「独自コントラクト」などの技術面も考えよう
- 他の売れてるクリエイター作品を見よう
- イラスト上達は無駄ではありません
- 宣伝や告知できる場所は使おう
先に言うと、マーケティングだけで売ってるようなNFTはクソダサいと思ってます。理由は、大衆の価値観にハマるようデザインされたものだからです。売上を最大化する目的なので当然そうなりますね。
そんなのばかりだとつまらないので、何かしらの新しいチャレンジをするクリエイターさんがしっかり売れますように。
マーケティング①マーケティングの基本的なポイントはおさよう
マーケティングの基本的なポイントをおさえることは必須です。
- 作品だけじゃなくコレクションの質も大事
- はじめは安く値付けする
- 交流や宣伝が一番強力なマーケティング
- 買うとプラスアルファの価値があるといい
- 売れた後の展望はある?
- 買う人の好みに刺されば買う
- 自分でもNFTを買ってみると学びが大きい
それぞれガッツリくわしく販売戦略を知る↓
【関連記事】>>>超初心者向け【NFT】7つの売り方《イラスト・絵》マーケティング販売戦略
アイコンのプロフィールにするようなNFT向けではありますが、考えておいて損はありません。
「上記の販売戦略をやっても売れなかった」となったら以下へ進みましょう↓
マーケティング②ダメならテコ入れ。まずはNFTについて知ろう
テコ入れするにはイチから考え直しです。「NFTのアート」についてもっと知っていきましょう。
「クリプトアート」と「NFTアート」の違い
そもそも初めは「NFTアート」という名前では呼ばれていませんでした。
暗号資産の文脈から「クリプトアート」として生まれた流れがあります↓
【関連記事】>>>アートに大変革が起きる【NFTアート・クリプトアート】とは!?《アーティスト目線でわかりやすく解説》
イラストを描く絵師がどんどん参加するようになってから「NFTアート」と呼ばれ始めました。
なので“NFTにする意味”が考えられている「クリプトアート」と、作品画像をNFT化しただけの「NFTアート」は別物です。
イラスト作品でも“NFTにする意味”は考えてみるといいですよ。
絵やイラストじゃなくても作品として売れる
NFTにして売れるのは画像データだけじゃありません。デジタルデータなら何でも売り出せます↓
【関連記事】>>>【NFT】で売れるものは?1日デート券も売れる《デジタルデータなら何でも売れます》
しかも権利をつけて売ることもできます。NFTの特性を知って、アナタだけの面白い作品や販売方法ができないか考えましょう。
NFTが売れたあとの使い道をイメージしよう
「買ってアイコンにしたい」「買って仲間になりたい」「買って儲けたい」など、NFTには使い道があります。
あなたのNFTは買われた後にどう使われますか?使い道をイメージしましょう↓
【関連記事】>>>【NFTアート】7つの使い道《自己表現と自己満と金儲け》どこがいい?買うとどうなる?NFTアートの魅力を解説
あなたのNFTはアイコン用?それとも何用?
買ったNFTをアイコンにする文化が定着しています。
NFTをTwitterアイコンやヘッダーにすると、交流が生まれたりフォロワーが増えたりするからです↓
【関連記事】>>>NFTアートをアイコンに設定するとフォロワーがどんどん増える《購入して試す価値アリ》
アイコン用で作るなら、TwitterでどんなNFTがアイコンにされているのか見てみると参考になります。
NFTが売れなくなるポイントもおさえよう
アナタも「NFTが売れなくなるムーブ」をしていませんか?
売るためのポイントとは逆に「売れなくなるポイント」もあるのでチェックしましょう↓
【関連記事】>>>【NFTアート】が売れない7つのポイント《逆をやれば売れる》
NFTの情報収集は欠かせない
NFTの市場は移り変わりが激しいので、新しい情報は入れていきましょう↓
【関連記事】>>>無料で読める有益な【NFTアート】のブログサイト《Twitterやnoteでの情報収集も必須》
マーケティング③他のNFTプラットフォームも検討しよう
日本にはアニメ絵師向きな『ANIFITY』や『NFT studio』など、いろんなプラットフォームがあります。
「イラストを売りたい」というだけなら、『Opensea』などの海外プラットフォームを使う必要がなかったりするかもしれません。
海外と日本のNFTプラットフォームを知ろう
自分に合ったプラットフォームはどこなのか検討してみましょう↓
【関連記事】>>>【NFTアート】始めたい!販売方法や販売サイト教えて《販売についてまるっと解説》
海外のプラットフォーム『SuperRare』や『Rarible』などで出品している日本のアーティストもいます。
中でも『Foundation』は1枚絵の取引がさかんなので検討してみるといいです↓
【関連記事】>>>【NFTアート・クリプトアート】のプラットフォームはどこがいい?《海外の5つ+日本発も紹介》
日本円で買えるプラットフォーム『HEXA』
『HEXA』などの日本円で買えるプラットフォームも出ています↓
【関連記事】>>>サルでもわかるNFT【HEXA(ヘキサ)】のメリット・デメリットとは?《始め方や評判も解説》
「イラスト販売できればOK」な絵師さんも多いと思うので、利用してみるのもいいでしょう↓
【関連記事】>>>NFTサービス【HEXA】の出品・販売・購入方法がわかる!《初心者でも30秒で出品可能》
マーケティング④「独自コントラクト」などの技術面も考えよう
ブロックチェーンの技術があったからこそできたNFT。
NFTの価値を上げるために「IPFS」や「独自コントラクト」など、技術的な面も知っておきましょう。
世界的なアーティスト・村上隆さんの例を見るとわかりやすいです↓
【関連記事】>>>【NFTアート】村上隆が出品を取り下げたのはなぜ?《わかりやすく解説》
「独自コントラクト」をやってみたくなった場合は、できるエンジニアさんに相談するか【Chocofactory】などのサービスを使いましょう↓
【関連記事】>>>NFT作成サービス【Chocofactory】の始め方・使い方《簡単まとめ》
ドット絵のNFTも人気ですが、ドット絵の価値を高めた「フルオンチェーン」について知っておくのも学びになります↓
【関連記事】>>>【NFTアート】にドット絵が多いのはなぜ?売れる理由とは《オススメのピクセルアーティスト9名を紹介》
マーケティング⑤他の売れてるクリエイター作品を見よう
売れてるNFTクリエイターの作品を見るとヒントが得られます。
イラストを描くならさいとうなおき先生のNFTプロジェクト『MEGAMI』は見ておきましょう!売れるイラストの要素が詰ってます↓
>>>さいとうなおき先生の1万枚NFTアート【MEGAMI】とは?《買い方~買ってみた感想》
斬新でとがった作品をつくりたいなら、最先端を突っ走ってるミソシタさんはチェックしておいた方がいいです↓
>>>異色のVtuber【ミソシタ】とは?独特な歌詞や名言がクセになる《バーチャルでの新たな表現》
あとは以下から「自分の作風に近いクリエイター」を見てみるとよいでしょう↓
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マーケティング⑥イラスト上達は無駄ではありません
「NFTに絵のクオリティは必要ない」という極端な人もいますが、誰が見てもクオリティが高い作品を出してる人はやっぱり売れています。
yuyuharuさんやTETETEさんが良い例です。
クオリティの高いクリエイターが人気出るのは当然ですよね。
どのクリエイターの絵にも一枚一枚、ロジックが詰まっています。
絵を見れば作者がどんなことを考えてる人なのか、どれくらい難しいことにチャレンジしてきて、どれくらいガチなのか読み取れます。
ロジックを読まなくても、パッと見でクオリティが高いかどうかは誰にでも判断できるものです。
あなたが作品の質を高めるのは決してムダではありません。
制作ツールや制作ソフトなど、制作環境を研究して作品の質を高めていきましょう↓
【関連記事】>>>超初心者向け【NFTアート】の書き方・描き方《制作におすすめのアプリ・ソフト》
僕もiPadを買ってイチからデジタルイラスト修行を始めました。同じくイチからやりたいクリエイターさんは参考にどうぞ↓
>>>【デジタルイラスト上達への道】①初めての板タブ&クリスタ
>>>【デジタルイラスト上達への道】②初めてのiPad&Procreate
>>>【デジタルイラスト上達への道】③Procreate練習編
マーケティング⑦宣伝や告知できる場所は使おう
良い作品ができたら、しっかり宣伝して認知を広げましょう。
Twitter宣伝コミュニティ
Twitterには宣伝コミュニティもあります↓(現在の参加者は550名以上)
新しく出品した人が認知されるためのサービスなので「まだ宣伝したことないよ」って方は気軽に宣伝してみましょう。「こんな人がいたんだ」と目にとまって売れることもあります。
OnCyberでギャラリーを持とう
無料でNFTギャラリーを作れる【OnCyber】というサービスもあります。
NFTを飾ってもらえたりするので、試しに自分でも使ってみるといいですよ↓
【関連記事】>>>無料でNFTを飾る【OnCyber】の使い方《あなただけのギャラリーを持とう》
NFTギブアウェイ企画で認知を広げよう
「まだまだ認知されてないな…」って方は作品のプレゼント企画をしてみるといいですよ。
NFT界では「ギブアウェイ」と呼ばれ、広く認知されるための手段になっています↓
【関連記事】>>>有益な【NFTアート】作品ギブアウェイのやり方《効果的な活用法まとめ》
以前よりは効果が薄くなってきてますが、できることは全部やっていきましょう。
NFTのマーケティング まとめ
NFT販売でおさえるべきマーケティングのポイントをまとめましたが、一番大事なのは「人との交流」なのが日本NFT市場の印象です。
なので、Twitterでの発信や交流は絶対に必要。内向的なクリエイター気質で「SNSは苦手」って人も多いと思いますが、Twitterだけは使いましょう。
一度「作ってる作品について」もまとめてみるといいですよ。けっこう読んでもらえるので、アナタの価値観に共感してくれる人がみつかるかも。こんな感じで↓
運営してるコレクション【Culture & Pattern series】について。制作に込めた想いを言葉にしました。
「“美しい”とは何か?」という問いに対する、絵描きとしての一つの答えを書いています。
オーナー様、または興味お持ちのコレクター様に読んでいただけると幸いです。#NFTshttps://t.co/tTobNyPc85— さい/Sai【NFT/ART】 (@saisei_to_hakai) January 10, 2022
今のNFT層に向けて改善するのも大事ですが、Twitterでバズを狙うなどしてNFTやってない一般層に認知を広げるのも大事かなと思ってます。
「NFT売れてない」といってもまだ始まったばかりなので、これから先の発展を目指してチャレンジしていきましょう。
これからNFTを作るにはコチラ↓
【関連記事】>>>サルでもわかる【NFTアート】の作り方《3つの手順で初心者でも簡単に始められる》
他、【NFT・クリプトアート】についてくわしく知る↓