「デジタルイラストのウデを上げるため、本格的にProcreateで練習してみよう!」
iPadを導入し、ペイントアプリ『Procreate』にチャレンジ!Youtubeなどで基本的なやり方を学んだら本格的に描いていきましょう!
世界的アーティストの絵をマネして描いて練習してみたら、いろいろわかってきたのでまとめてお伝えします!
【デジタルイラスト上達への道】③Procreate練習編《NFTアートに活かす》
先にこの記事の内容を言うと以下の5つです↓
- 世界的アーティスト・JamesJeanの作品を描いてProcreate練習
- 線画は何色使ってもいいし、後から塗ってもいい
- レイヤーでどう分けるかは先に考えよう
- 質感を出す塗り方の研究
- いろんなブラシを使えばエイジング加工もできる
ペイントソフト『Procreate』が神アプリなので、「世界的アーティストのような作品でも描けるのでは!?」ということでやってみました!
で、描きあげたのがコチラ↓
描いていろいろわかったことがあったのでシェアします!
①世界的アーティスト・JamesJeanの作品を描いてProcreate練習
描くのはJamesJean氏の作品。プラダやBTSなどともコラボしている世界的なアーティストです。
曲線と配色が印象的な作風。どう描いてるのかよく見て吸収していきましょう!
まずは下描きをします。描いてみて思ったのは「下描きは2〜3回重ねて描いた方がいい」ってことですね。
1回目でざっくりラフを描いて色を薄くし、上から新しいレイヤーに2回目3回目を描く。
時間はかかりますが、質を上げるにはやった方がいいでしょう。
②線画は何色使ってもいいし、後から塗ってもいい
JamesJean氏の絵をよく見たところ、線画は2〜3色使われていることがわかった!
しかも色の選び方も独特ですね。黒の線画はほぼナシ!
線画の色が重なってるところはグラデーションになっていたりするので、後から塗り重ねてるんじゃないかと予想します。
確かにデジタル画ならレイヤーが分かれてるから「線画の一部分だけ違う色で塗る」みたいなことが簡単にできるもんね。
③レイヤーでどう分けるかは先に考えよう
「レイヤーをどう分けて描くか」が考えどころですね。この絵だと↓
- 髪
- 背中と手
- 腰
- 左の波
- 右の波
- ワンコ
って感じでレイヤー分け。あとは上から重ねて描けばいけるかなと。
完成までの塗り方をイメージして、先に「レイヤー分け」を考えておくのが重要だとわかりました。
④質感を出す塗り方の研究
今回「一番難しそうだな」と思ってた、背中の質感!
「エアブラシ」の筆で薄くパタパタたたいてく感じで塗りました。ムラが出ないよう塗るのがなかなか難しい!
光が当たってるポイントを描くとき、ブラシ系の筆を使って線で塗っちゃうと古くさいムキムキ感が出るのでオススメしません。
あと、陰影の差が大きいと色味によっては金属っぽい感じも出てしまうので気をつけないといけないですね。
⑤いろんなブラシを使えばエイジング加工もできる
↑コレはやりすぎですが、わざと汚して「エイジング加工」みたいなこともできますね!
絵の内容そのままで情報量が増す。妙に絵の説得力が出るのでイイ感じ。
使った筆はテクスチャの「グランジ」と木炭の「6Bチャコール」です。
Procreate練習編 まとめ《レイヤー分けがカギ》
↑というわけでここまで描けました。線はまだ甘いですが、だいぶモノになりつつある!
やっぱり基本的な「レイヤー分け」がデジタルイラストのカギだと実感しました。
レイヤーさえ使えればたいがいの絵は描けるんじゃないでしょうか!
まだまだ修行の余地はありますが、次はだんだんオリジナルも描いていきたい。
その都度レベルアップしつつウデ上げていきましょう!
追伸:模写は誰にでもできます
一見むずかしそうな絵でも、模写は誰にでもできます。答えを見てただ描き写してくだけの作業だからです。
慣れた人は十字に線を引くだけでだいたいの位置関係を把握しますが、より高精度で模写する人は5ミリ間隔で線を引いたりします。ドラゴンボールを探すドラゴンレーダーみたいな感じです。
描くキャンバスにも同じくガイドとなる線を引き、5ミリ四方に描かれてるものを同じように穴埋めすればいいのです。めちゃめちゃ高クオリティで模写できます。
「問題は細分化して解決すればよい」っていう、まさにその通り。細かくすれば誰にでもできるわけです。
なので模写ではない「オリジナル」には価値があります。それは技術ではなく、描き手の思考や経験から生まれた「いままでになかった線」だからです。
人と同じような思考をしていれば同じような線が出ますし、全く別の価値観を持っていればまったく別の線が生まれます。そうしたロジックが、線を見れば読み取れるのは絵の面白いところですね。
唯一無二な線を生み出せるよう、僕らそれぞれの旅を楽しんでいきましょう!
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