「“音楽NFT”のメリットって何?どういう売り方や使い方があるんだろう?」
そんなアナタに。【NFT音楽】のメリットは何か、どんな使い方ができるのかをまとめました。
これを読めば【NFT音楽】の可能性がざっくりわかりますよ。
【NFT音楽/ミュージック】5つのメリット《音楽の新しい売り方・広まり方・楽しみ方》
音楽NFTにどんな可能性があるのか、まだまだ手探りですが以下のメリットはありそうです↓
- 今までにない新しい売り方ができる
- ファングッズやファンクラブ会員証
- チケット転売対策になる
- 楽曲の権利を使用できる
- 新しい層へアプローチできる
NFT楽曲の販売だけではなく、イベントやファンクラブ運営も含めたNFTの活用について。それぞれくわしく説明します。
【NFT音楽】のメリット①今までにない新しい売り方ができる
早くから音楽NFTを販売したAmPm(アムパム)というアーティストがいます。
彼らの発表したNFT楽曲は、1枚限定。「オークションで競り落とした人だけが聴ける」というものでした。
現オーナーから次のオーナーが買い取れば、一人また一人とリスナーが増えてく仕組みなワケです。面白いですよね。
曲の発行数も自由だし、価格もあなたが自由に設定できます。
限定10枚をプレミア価格で売ってもいいし、10000枚をタダ同然で配ってもいいわけです。
NFTの楽曲なら、転売された時も還元できるように設定できます。
音楽NFTは今までのCDや配信サービスとは違った売り出し方ができそうですね。
【NFT音楽】のメリット②ファングッズやファンクラブ会員証
ファン向けグッズの販売とも相性が良さそう。
別テイクやデモ音源、レコーディング映像、楽譜、音声メッセージなど、ファン向けのビジネスが活発になりそうです。
例えば、3テイクある歌をファン向けに3通り販売して「一番売れたテイクをレコード化する」みたいな遊びとか。
NFTを会員証にすることもできます。そして履歴から「初期からのファンには何かプレゼントする」みたいなことも可能。
初期のファンは会員証やプレゼントされたものを転売して利益を得たりすることもできるでしょう。
NFTならあらゆるデータや権利に価値が付きます。
音楽のコミュニティによってどういった価値が生まれてくるのかはまだまだ未知の世界なので楽しみですね。
【NFT音楽】のメリット③チケット転売対策になる
イベントチケットの転売問題はNFTチケットにすれば解消されそうです。
転売されればされるほど運営に利益が入るようにもできますし、ファンに向けてのみチケットを発行するのもできるかと。
「もうすでに発行してあるNFTをチケットとして使う」みたいなこともできるワケなので、全然ファンじゃない人が転売目的で買うのを防ぐのはけっこー簡単にできるんじゃないでしょうか。
『NFTチケット』の仕組みは今ジャニーズが積極的に取り入れようとしています。
入場チケットとは逆に、イベント参加した人に証明書として配るNFT『POAP』(Proof of Attendance Protocolの略。ポープ。)なんかもうまく活用したら面白そうです。
ただし、一般のファンたち全員がNFTを使いこなせるはずないので…どうしたらみんな簡単に使えるようになるかが難しいところ。
【NFT音楽】のメリット④楽曲の権利を使用できる
↑コチラの曲はBig Hat Monkeyさん(@BigHatMonkeys)のNFTトラック『AZURE』を買って、僕が好きに歌乗せたやつ。
NFTなら「楽曲の権利」も含めて売ったり使ったりすることができます。
一番有名なのは米ラッパーのSnoop Dogg氏のNFT楽曲販売。
「歌のみ」や「トラックのみ」といった感じで分解してNFT販売され、買った人はそれを使って新しく作品を発表・販売してもいい。
ということで、僕もSnoop Dogg氏のトラックを買ったのでそのうち作ってみたいなと思ってます。
制作で使う以外にも「商用利用していい」とか「メタバースで流してもいい」とか、作った人が自由に決めて販売できます。
Vシンガーやボーカロイドの文化、ジャンルだとHipHopやEDMが相性良さそうですよね。
NFT楽曲を使ったいろんなコラボ文化が生まれそう。
【NFT音楽】のメリット⑤新しい層へアプローチできる
いまNFTに触れてる人の多くは投資家です。『NFTアート』が話題になったのでイラストレーターさんも多少います。
でもミュージシャンはまだごくわずかです。NFTを取り入れてるミュージシャンは有名なところでいうと…
- 坂本龍一
- 小室哲哉
- ゲスの極み乙女
- Pafume
- MIYAVI
とか。こうした「すでに人気も実績もあるミュージシャン」がNFT活用すると強いですね。
でも、まだ何が起こるかわからない新しい分野だからこそ、まだ無名のミュージシャンたちにもいろんなチャンスが転がっていそう。
「音楽NFTに取り組んだからこそ生まれる接点」はこれからいろいろ出てくるんじゃないかと予想します。
僕自身、『週間NFTニュース』のテーマ曲を作った時にいまだかつてない多くの方々に聴いていただけたので…↓
もしかしたら音楽NFTを使ったSNSっぽいプラットフォームみたいなのが出てきて、コラボ楽曲が許可いらずで作れて…
そこから注目されたり、利益が分配されたりるのが簡単になったり…
音楽NFTによって新しい音楽文化の形態が生まれてくるような気はしますよね。
【NFT音楽】のメリット まとめ
ざっくり5つのメリットとしてまとめましたが、まだまだ何が起こるのかわからない世界なので…音楽やってる方はイチ早く飛び込んでみるのがいいんじゃないかと思います。
なんせ『NFT』って概念はやってみてもなかなか想像が及ばなかったりするもので…ハタから見ても実際どんなものなのかわからないはず。
買い方も作り方も『NFTアート』と同じでデータをアップするだけなので、ひとまずNFTを買うなり作るなりしてさわってみるのが良いでしょう。
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