「NFTには詐欺やハッキングが多い?守るにはどうすればいいの?」
そんなアナタに。NFT初心者がまず気をつけるべきポイント7つをまとめました。
NFTの詐欺・ハッキングに合わないためには「何が危険か」を知っておくことが大事です。
アナタのウォレットから資産が抜かれてしまわないよう、7つのポイントをしっかりおさえましょう。
【NFTの詐欺・ハッキング】セキュリティ対策7つの注意ポイント
NFTのサギに合わないよう、初心者が気をつけるべきポイントは以下の7つ↓
- シードフレーズ&秘密鍵を教えない
- 怪しいDM・メールのリンクを開かない
- 送られてきたNFTにはさわらない
- 公共のWifiを使わない
- 検索で出るニセサイトに注意
- 運営が消えるラグプルに注意
- パクり作品に注意
毎日のように「サギにあった」「ハッキングされて抜かれた」といった事件が起きています。
被害にあわないためにも、ポイントをひとつづつ確認しましょう。
NFTの注意ポイント①シードフレーズ&秘密鍵を教えない
ウォレットを作るときに何度も言われることですが、シードフレーズ(パスフレーズ)や秘密鍵は絶対に教えちゃダメ。
何か困ったことがあったときに「助けるからシードフレーズ教えて」みたいなのはサギです。
シードフレーズや秘密鍵を人に明かすことはありません。絶対に忘れないで。
NFTの注意ポイント②怪しいDM・メールのリンクを開かない
DMやメールに送られてくるリンクやファイルは危険です。開かないように。
特にDiscordで送られてくるDMは全部サギと思っていいです。
Discordじたいが乗っ取られることもしょっちゅうあります。
海外から送られてくることが多いです。怪しいメッセージが来たら気をつけましょう。
NFTの注意ポイント③送られてきたNFTにはさわらない
身に覚えのないNFTがいっぱい送りつけられてきます。これらにはウィルスが仕込まれてたりします。なるべくさわらないように。
タチの悪いやり方だと、送られてきたNFTに高額のオファーが来たりします。
「え?売れるのコレ?」と欲をかいていじっちゃうと悲惨な目にあうので気をつけて。
NFTの注意ポイント④公共のWifiを使わない
公共のWiFiでウォレット操作などしているとハッキングにあう可能性が高いです。
特に海外のホテルなどで接続するのは危険。
公共WifiでNFT活動するのはやめましょう。
NFTの注意ポイント⑤検索で出るニセサイトに注意
検索からNFTサービスを探すと、ニセサイトが出てきたりします。
ほとんど本家と見分けがつかないので、うっかり使ってしまうと痛い目に…。
なので検索は使わず、公式ツイッターなどから公式サイトを探してブックマークしておくのがいいですよ。
URLも変なところがないか確認しましょう。
NFTの注意ポイント⑥運営が消えるラグプルに注意
あおってお金だけ集めて運営が消えることを“ラグプル”または“ラグられる”といいます。
NFTを買うときは、
- 「怪しいプロジェクトじゃないか」
- 「信用できる人が運営しているか」
- 「ちゃんと運営し続けてくれそうか」
といった点をしっかり見ましょう。
悪気はなくても続かないNFTプロジェクトは多いです。いつのまにかなんとなーく消えているのは“ソフトラグ”といいます。
NFTの注意ポイント⑦パクり作品に注意
著作権を無視したNFTが多く出回っています。買わないように。
どう見てもパクリ作品なら見分けやすいですが、なかには「バレないだろう」と他作家さんの作品を勝手にNFTにして売るようなヤツもいます。
クリエイターのTwitterアカウントが作ったばかりだったら怪しいので、本人が描いた作品かしっかり見極めて買いましょう。
NFTセキュリティ対策はしておこう《予防・分散・保管の3つ》
以上の「注意ポイント7つ」を知ったうえで、できるセキュリティ対策はしましょう。以下の3つ↓
- 注意ポイントを徹底して予防(酔っぱらってさわっちゃダメ)
- ウォレットを分けよう
- 大事なNFTの保管にはハードウェアウォレットを使おう
この3つをやれば、かなり高セキュリティになります。
NFTセキュリティ対策①注意ポイントを徹底して予防
7つの注意ポイントを徹底しましょう。そしてわからないことがあったときは人に聞かず、自分で調べる。
詐欺師はあわてている時など心のスキマを狙ってきます。何か問題が起きても落ち着いて。
お酒を飲んで気が大きくなってる時も注意。酔っぱらった時はNFTに触らない方がいいです。
NFTセキュリティ対策②ウォレットを分けよう
ひとつのウォレットで暗号資産やNFTを保管するのは危険です。
メタマスクもアカウント分けてウォレットを複数作った方がいいです。NFT上級者は捨ててもいいメタマスクアカウントをいくつも持っているのが普通です。
特にクリエイターは作品を販売する用のウォレットと、NFTを買う用のウォレットは分けた方がいいでしょう。
メタマスクのセキュリティ強化方法・複数作る方法はコチラにまとめています↓
【関連記事】>>>【メタマスク】のセキュリティを強化する方法3つ《アナタのウォレットがハッキングされないために》
NFTセキュリティ対策③大事なNFTの保管にはハードウェアウォレットを使おう
「絶対に盗まれたくないNFT」があるなら、ハードウェアウォレットで保管するのがオススメです。
ハードウェアウォレットを使えば、ネットから切り離した状態でNFTを保管できます。盗まれる危険性はほぼありません。
高額なNFTと比べたら安い買い物なので、大事なNFTがあるならハードウェアウォレットの導入をオススメします。
ハードウェアウォレットの買い方や使い方はコチラにまとめています↓
【関連記事】>>>【NFTを守る】サルでもわかる『ハードウェアウォレット』とは?《NFTの安全な保管に必須》
【NFTの詐欺・ハッキング】セキュリティ対策 まとめ
セキュリティ対策として「注意ポイント7つ」と「できること3つ」をお伝えしました。
しっかりできれば、ほとんどのサギやハッキングには引っかからないはず。
とはいえ、詐欺師や悪意あるハッカーも次々と新しい手法を繰り出してきます。
Twitterなどで情報拾いつつ、盗まれないよう怪しいものには気をつけていきましょう。
他、【NFT・クリプトアート】についての記事はコチラにまとめています↓