どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。
「良いアイデア、カモーーーーンッ!!」
誰もやっていない「良いアイデア」。欲しいですよね?
ショップをやってる方なら「独自の商品」を。イベント屋だったら「独自の企画」を。
これだけモノにあふれた世の中で。独自のアイデアがなかったら、生き残れません。
「なーんか、良いアイデアないかなぁ~」ってぼんやり考えてみたところで、良いアイデアは浮かびません。
そこで、この記事ではズバリ「独自のアイデアの出し方」をお伝えします。
読んでおけば、良いアイデアが出てくるかもしれませんよ。
あなた独自のアイデアを出す方法《誰でもできる》
結論から言います。
「良いアイデアの出し方」とは、「膨大な情報からの、組み合わせ」です。
といっても、イメージしづらいですよね。
映像で想像してみてください。
宇宙の空間に、一本の線を張ります。
宇宙の空間とは、あなたの頭の中です。
一本の線は、ひとつの情報、ひとつの思考回路です。
情報を得ることによって、この線はどんどん増えてゆきます。
右から左から。上から下から。
膨大な情報によって、数えきれない線が、縦横無尽に張り巡らされます。
その中に、線と線が触れて交差している箇所が出てきます。
全く別の情報と、全く別の情報なのに、組み合わせられるポイントが発生します。
ただ、こんなポイントは勝手にできてくるものです。
2本の線が重なったところで、そんなものは別に珍しいものでもなんでもありません。
しかし、これが4~5本、5~6本と重なってきたらどうでしょう。
広い宇宙空間で、これほど一点に重なることはそうそうありません。この交差点が、アイデアの温床です。
アイデアの見つけ方 具体例
具体的な例に照らし合わせて説明しましょう。
手前味噌で申し訳ないですが…大勢に楽しんでもらえた、僕の「方言オリジナル曲」を具体例として使います。一番説明しやすいので。
これは日本の旅をしている時に、アイデアが出てきました。
その流れを見るとわかりやすいはずです。こんな感じです。
- ギターを背負って旅をしていたので、行く先々で弾き語りしていた(行動情報)
- 出会った人に、「オリジナル曲も作ってみたら?」と言われた(他者からの情報)
- オリジナル曲を考えてみたら、今まで聴いてきた音楽のイメージで作れそうだった(蓄積された情報)
- 「そういえば北陸地方に、地元の曲を歌ってる人がいたなぁ」(最近得た情報)
- 「僕も、生まれ育った地域で使われている方言で作ってみたらどうだろう」(独自経験の情報)
- 「なんか方言って、洋楽っぽいな…」一時期よく聴いていた、ジャック・ジョンソンみたいな曲調にしたらハマるんじゃないだろうか(趣味からの情報)
ざっくりいうと、こういう流れで作りました。
分けてみると、6本の線が重なっています。
さらに…バンドメンバーに参加してもらったら、バンドバージョンも作れるなぁ(人物情報)みたいに重ねることもできます。
5~6本の線が重なってくると、まだ誰も試したことのないアイデアになっているはずです。
平行するような線より、まったく別角度の線が重なったものは独自性が強いです。
なので、全く別の分野の情報を仕入れると、意外なところで使えたりします。
例えば…スノーボーダーが、古武術の型や古式泳法を学んだら…新しいエアートリック(技)を編み出した、みたいな。
全く交わりそうにないものが、奇跡的に交差するポイントをみつける。
考えてアイデアを生み出すわけじゃありません。
ライトで照らした場所を、捜索する感覚です。
しかも、何もなさそうだったらそこにロープを張ってみたり。何かをぶら下げてみたりします。
っと、脱線しそうなので話を戻して…アイデアのつくり方。結論をまとめましょう。
アイデアの発想法とは、圧倒的な情報収集です
いわゆる「アイデアのひらめき方、思いつき方」の答えは、これです。
経験×圧倒的な情報収集。
「アイデアをひらめく」という言葉はちょっとイメージがズレていて。
まるで何もない空間に、突然パッと光って現れたような印象ですよね。
同じく「アイデアを生み出す」とか「アイデアを思いつく」という言葉はちょっとズレています。
実際は、「アイデアを見つける」です。
集めた膨大な情報から、偶然うまいこと組み合わせられるモノを探す作業です。
人はそれぞれ、生まれ育った場所も違う。出会った人も違う。してきた経験も違う。
興味も違う、趣味や趣向も違う、考え方も違う。
味わった喜びも、破れてきた恋も、やるせない怒りも、抱えてきた悲しみも、それぞれがその人にしかない情報です。
その経験情報が詰まった小宇宙に、どれだけ圧倒的な情報量をぶち込むか。それがアイデアの源泉です。
「持ってる情報の、量と多様さ」が、ものを言います。
そのためには…本を読む。旅をする。人と出会う。
他に大勢の人がいるところで遊んでいても、似たような情報が集まるだけです。
そこに「独自のアイデア」は落ちていません。
あなたの「好き」「嫌い」もまるっと飲み込んで、あなただけの圧倒的な情報収集。
そこにあなただけの「独自のアイデア」はみつかります。
それは、あなただけがみつけることのできる宝石です。
めちゃくちゃ美しくありませんか?めちゃくちゃ愛おしくありませんか?
それをみつける冒険は、めちゃくちゃワクワクしますよね。
まだみつけていない宝石が、この先にたっくさん散りばめられている。
そう思うと、どんどん情報を仕入れて、冒険したくなってくるじゃないですか。
興奮してきたのでこのくらいにしておきます。
あなただけの宝石がみつかりますように。
すんごいアイデア、みつかったらぜひ見せてくださいね。あなたにしか生み出せないアイデアを、カタチにしていけますように。
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