どうも。カルチャーマニアのSai(@saisei_to_hakai)です。
「なんだこの見たことない世界観は!」
アニメスタジオ【Studio Syro】が作った、VRアニメ【Tales from Soda Island】シリーズ。これがすごい。
ジブリとも違う、ピクサーとも違う、独自の世界観。魂がふるえるレベルのアニメ作品。
こちらをくわしくお伝えします。
【Studio Syro】とはどんなアニメスタジオなのかも調べました。
無料で見れる【Studio Syro】のVRアニメ【Tales from Soda Island】がスゴイ
この記事でわかること
- VRアニメ【Tales from Soda Island】シリーズの内容(ネタバレなし)
- どうしたら【Tales from Soda Island】シリーズを見れる?
- 【Tales from Soda Island】シリーズのストーリーと感想(ネタバレあり)
- VRアニメ会社【Studio Syro】とは?
VRアニメ【Tales from Soda Island】シリーズの内容
(ネタバレなし)
【Tales from Soda Island】シリーズは、Studio SyroというVRアニメ制作会社が作ったVR短篇アニメです。
この動画で雰囲気は見れるんですが、やっぱりVRで見ないとすごさが伝わらない…。
第1章は『The Multiverse Bakery』(約5分)
キツネのようなキャラが主人公。
食材を集めながら、鍋をぐつぐつ煮る。料理ができあがるまで、あっち行ったりこっち行ったりするストーリーです。
第2章は『The Neon Jungle』(約10分)
島に上陸して生まれた、オタマジャクシのようなキャラが主人公。
託されたモノを送り届けるために、壮大な冒険をするストーリーです。
第3章のレースもの『The Quantum Race』も公開されました。
言葉はないので英語がわからなくても大丈夫です。
【Tales from Soda Island】シリーズのストーリーと感想
(ネタバレあり)
ネタバレありなので「そのうちOculusユーザーになるって観る!」って方は見ないでください。
前情報ナシで見た方が楽しいので。
第1章『The Multiverse Bakery』のストーリー
第1章『The Multiverse Bakery』(約5分)
はじまると、キツネの魔法使いみたいな主人公。
鍋でなにやら作りはじめます。
あっち行ったりこっち行ったり、材料をかき集めます。
鍋から出てくる、謎の黒い生物…。(この生物は続編でも出てくるので、おそらく今後のストーリーに関わってくると思われます)
鍋で作ってくうちに、空間もどんどん鮮やかになってって…。
料理の完成!
出来上がったのは、おいしそうなパイでした。
それを持って、手前の扉から出てくると…。そこはとっても明るいお店!わお!
お客様に食べてもらう商品を作っていたわけですね。
視点はどんどん離れてって、島の全景が見えて、ストーリーはここまで。
第1章『The Multiverse Bakery』の感想
5分の短い映像ですが、VRで見ると立体感と色の鮮やかさ、音まで、独自の世界観。静止画じゃ伝わらないのがもどかしい!
このストーリーは、「モノ作りをする者の、人知れぬ宇宙」を描いた作品です。
あれやこれや、いろいろ苦心して、最高のモノを作ろうとする。
そしてその宇宙から、一気に暗転して日常の生活へと戻ってゆく。
一生懸命作ってできあがったモノで、他者とつながる喜び。
そんな物語が、この島のとあるお店にあったのでした。
第2章『The Neon Jungle』のストーリー
第2章『The Neon Jungle』(約10分)
海中に、イクラのような卵が浮かぶ。
卵が波で打ち上げられると、生物が生まれ。
オタマジャクシ人間のようなやつに成長する。
彼は島の奥へ歩き出す。
そこへ飛び降りた怪鳥。
何やら届け物を託される。
素直に運びはじめる彼。
ネオンのような、森の奥へと進んでゆく。
ここに第1章で出てきた黒い生物がチラリ…。
奥へ奥へ。
気泡に捕らわれ、空中へ。
うまく切り抜け、高い場所へ。ひと休み。
そこにいた人は、ロープウェーの渡し守だったようで。乗って移動。
森へ下ってくる。
冒険はまだまだ奥へと続く。
断崖絶壁を、カエルの舌の橋で渡ろうとするも…。
目を覚ましたカエルの舌が揺れ…。
あえなく落下。
水中へブクブクブク…。
流れついたところを、カタツムリに拾われる。
またしても黒いヤツがあらわれ、届け物を狙っているぞ!
ここは…黄泉の国か…?
光輝くクトゥルフ神話のような光景が目の前に。
昏睡状態から目覚めた彼。
森を抜け、田園風景に。
そしてやっと、届け物を手渡す。
受け取った高貴そうな人物が、それを向こうへ持ってゆく。
長い冒険を終えた彼は、そこで力尽き。島の一本の芽となった。
大きな球体を目指し、行列をなす生物たち。ストーリーはここまで。
第2章『The Neon Jungle』の感想
人生をやっていると、「人間は何かを運ぶ器なんじゃないか」と感じることがある。
わけもわからず何かを託され、それを次の場所まで運んでゆく。
それがなぜなのかはわからないが、それが使命かのように、淡々と歩みを進める。
そんな人間の一生を見ているかのような作品でした。
音楽も、サイケデリックなアンビエントなので、神秘的な旅をしている感覚になれる。最高に素晴らしい。
魂のふるさとに帰るような、心ふるえる映像作品でした。これはマジでヤバイ。
第3章『The Quantum Race』
第3作となる『The Quantum Race』も公開されました。
今回はレースもの!相変わらず世界観や発想がすごい…。ぜひ見てみてください。
どうしたら【Tales from Soda Island】シリーズを見れる?
(Meta Quest2、Oculus rift s)の無料ソフト『Quill』で見れます。
(『Quill』はデフォルトで入っているソフトです。)
Meta Quest(2)ユーザーの場合
Meta Quest(2)ユーザーは、アプリから無料で入ってるソフト『Quill(Theater)』を立ち上げましょう。
すると、「テレビ」の「閲覧」のウィンドウが出てきます。
下にスクロールすると、「Tales from Soda Island:Quillアニメ」があります。
そこにある『The Multiverse Bakery』と『The Neon Jungle』、『The Quantum Race』が作品です。
選択してトリガーを引けば、ダウンロードされ、作品がはじまります。
Oculus rift(S)ユーザーの場合
Oculus rift(S)ユーザーは、無料で入ってるソフト『Quill』を立ち上げましょう。
『Quill』はVRペイントソフトなのですが、英語表示しかありません。
(わからないので僕は使っていません)
コントローラでメニューを開き、一番左のボタンを押しましょう。
『Quill THEATER』という画面が出てきますので、「Go To Quill Theater」ボタンを押します。
すると、暗闇の空間に四角い画面が並びます。これがそれぞれの映像作品です。
この画面だと、大きいサイズの画面が【Tales from Soda Island】シリーズです。トリガーでクリックしましょう。
『Quill』のマークが回転して、読み込まれます。
この画面になったら、コントローラで再生ボタンを押しましょう。作品がはじまります。
VRアニメ会社【Studio Syro】とは?
こんなすごい作品を作るStudio Syroって、一体どんな会社なのだろう?と気になって。調べてみました。
>>>Studio Syro
本社はアメリカのGainesvilleにあり、創立2020の非上場企業です。
社員はおそらく6人の、インディー系スタジオ。
Quillなどを使ってVR作成を行う、アーティストおよびアニメーターの国際グループ、だそうです。
エレクトロニカ・ハウスミュージシャンDJとして知られる『deadmau5(デッドマウス』の公式MV制作にも携わっているとのこと。
コレでしょうか。↓
なんにせよ、こんなすごい作品を作るチームです。そのうち有名になってくるのは間違いありません。
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