音楽共有サイト【Audius】とは?《始め方・使い方・使用感

音楽共有サイト【Audius】とは?《始め方・使い方・使用感もレビュー》

音楽共有サイト【Audius】とは?《始め方・使い方・使用感

「次世代の音楽共有サービス【Audius】って何?」

2019年9月にサービス開始。最近はTiktokと連携したことでも話題になっている【Audius】(オーディアス)。

音楽をやってる人には気になるプラットフォームじゃないでしょうか。

「ブロックチェーン技術が使われてるらしいけど、難しいんでしょう?」って思うかもしれませんが…

フツーに使うぶんにはカンタン。いろんなミュージシャンの曲が聴けるし、自分の曲もすぐにアップできます。

じゃあ何が今までの音楽サービスと違うのか?

さい
実際に使ってみた僕が、わかりやすくお伝えします!

音楽共有サイト【Audius】とは?《始め方・使い方・使用感》

音楽共有サイト【Audius】とは?《始め方・使い方・使用感

【Audius】はいろんなアーティストの曲が聴けて、自分の曲もアップできる。シンプルな音楽共有サービスです。

「Soundcloudみたいな感じ」と言えばわかりやすいかもしれません。

じゃあ今までの音楽サービスと何が違うのか?

【Audius】の掲げる目標は、アーティストとリスナーを直で結びつけ、アーティストが搾取されない環境を作ることです。

現在の音楽業界では、所属するレコード会社が利益の大部分を持っていき、アーティストに還元される利益はわずか。

そうならないよう、ブロックチェーン技術を使って「ミュージシャンにしっかり還元される仕組みを作ろう」というのが【Audius】なのです。

“ブロックチェーン”について説明するとややこしくなるので、「ゴマかせないデータ共有ができる技術」とだけわかっていればOK。

さい
なるほど、良い感じはするけど…売れてるミュージシャンじゃないと意味なくね?

って思いますよね。そんなわけで、使ってみてどんな感じかレビューします。

【Audius】の始め方

【Audius】の始め方

まずは始め方ですが、登録方法はカンタン。

【Audius】の公式サイトから、「無料サインアップ」しましょう。
(写真はGoogle翻訳を使っているので日本語になってますが、基本は英語です)

>>>Audius

メールアドレスとパスワード(2回)を入力し、TwitterかInstagramのアカウントを連携させます。

アカウントがなければ「I’d rather fill out my profile manually」を選んで入力していけばOK。

【Audius】の始め方2

あとは画面の通り、テキトーに3人フォローすれば始められます。

【Audius】の使い方《曲のアップロードはめちゃ簡単》

【Audius】の使い方《曲のアップロードはめちゃ簡単》

アカウントが作れたら、自分のプロフィールを編集しましょう。

Google翻訳の機能を使うと↓の画面になって編集できなかったりするので、英語のまま編集をオススメします。

【Audius】の使い方《曲のアップロードはめちゃ簡単!》2

曲のアップは5分~10分でできる

プロフィールができたら、さっそく曲をアップしてみましょう。

曲のアップは5分~10分でできる

左側にある「Upload Track」をポチッて、曲のデータを選ぶだけ。

あとは「Continue」で進み、曲の情報を入力します。

曲のアップは5分~10分でできる2

  • Add Artwork 曲のイメージ画像
  • Track Name 曲名
  • Pick a Genre ジャンル
  • Pick a Mood 曲の雰囲気
  • TAG タグ
  • Description 曲の説明

入力して「Continue」をポチッたらアップロードがはじまります。5分くらいの曲なら5分~長くても10分あればアップ完了。

アップした曲が自分の「TRACK」として並びます。

リスナーとしての基本的な使い方

リスナーとしての基本的な使い方

他のアーティストを聴く時は、左の「DISCOVER」から見つけてく感じですね。

  • Feed フォローしたアーティストの曲が並ぶ
  • Trending 今Audiusで流行ってる曲が並ぶ
  • Explore いろいろな条件から選ぶ感じ

「LIBRARY」は、自分が聴いてアクションした曲のリストですね

  • Favorites イイネしたアーティストの曲が並ぶ
  • History 「REPOSTED」や「FAVORITED」した曲が並ぶ

「PLAYLISTS」はまだわかってないけど、プレイリストを作ったら表示されるのかも

三点マークは重要

三点マークは重要

上のベルマークは通知があると赤くなります。

で、重要なのが三点マーク。ポチると以下の3項目があります↓

  • Settings 設定変更
  • Artist Dashboard 自分のデータ
  • $AUDIO & Rewards 【Audius】のトークン(仮想通貨)報酬システム

画面が明るくて目が疲れる方は、「Settings」から「DARK MODE」に変更すると画面を暗くできます。

「Artist Dashboard」は、自分の曲がどれだけ再生されたか一目で見ることができます。

「$AUDIO & Rewards」【Audius】ならではの部分なので、以下でくわしくお伝えします。

【Audius】の特徴《AUDIOでアーティストに還元される仕組み》

【Audius】の特徴《AUDIOでアーティストに還元される仕組み》

【Audius】には報酬システムがあり、仮想通貨「AUDIO」がもらえる。ここがブロックチェーン技術を使ってる【Audius】ならではの特徴です。

もらい方には、以下のような方法があります↓

  • 曲がトレンドの週間TOP5に入る(100AUDIO)
  • 作ったプレイリストがトレンドの週間TOP5に入る(100AUDIO)
  • アンダーグラウンドのトレンドの週間TOP5に入る(100AUDIO)
  • 【Audius】に関係するアプリを作ってTOP10に入る

「手に入れるハードル高いなぁ」とは思いますが、これからいろいろ試されてくんじゃないでしょうか。

ちなみに「AUDIO」は仮想通貨として取引もされています。日本での取り扱いはありません。海外の取引所を使えば売買することができます。

現在の「AUDIO」価格は、1AUDIO=289.13円(2021年9月時点)です。

【Audius】の特徴《AUDIOでアーティストに還元される仕組み》2

そして「AUDIO」を持っていると、【Audius】の株を持っているようなもので、いろいろな権利が与えられます。

ランクがあり、持ってる「AUDIO」の量で決まります。ランクは以下の4つ↓

  • BRONZE(10AUDIO以上)
  • SILVER(100AUDIO以上)
  • GOLD(10,000AUDIO以上)
  • PLATINUM(100,000AUDIO以上)

ランクの特典として、バッジがもらえたり、スキン(画面)を変えられたり、といった優遇があります。

【Audius】の日本ユーザーが少ない

【Audius】のデータによると、アクティブなユーザー数は月530万人を超えてるらしいのですが…

使ってみた感じ、日本人ユーザーはめちゃめちゃ少ないです。

基本、英語のサイトなので日本人には多少わかりづらいかもしれません。

音楽共有サービスとしては簡単に使えるので、今のうちにアカウント作っておいて1曲アップしておくってのはアリかと思います!何がきっかけで【Audius】伸びてくるかわからないですしね。

「登録時に3人フォローする」って時、近い地域のユーザーが表示されるようになったら面白いんじゃないかと思います。

フォローした・された人の曲をなんとなく聴いたりするので、そこから新しいつながりが生まれる、みたいな。

「音楽のSNS」みたいな感じの仕様になっていけば面白いなぁと。

さい
ひとまず、日本人を発見したらフォローしてみよう!

最近は「TikTok」と連携されたので、【Audius】にアップした曲を簡単に「TikTok」で使えるみたいです。

すでに「TikTok」を使っていて「音楽もやってる」みたいな人は強いかもしれません。

【Audius】使用感・まとめ《音楽家のためのプラットフォーム》

【Audius】使用感・まとめ《音楽家のためのプラットフォーム》

使ってみた感じはSoundcloudっぽい印象。

簡単に曲をアップできて、他のアーティストの曲も聴ける。ジャンル的には今のところEDMが多い感じですねー。

ページ表示はちょっと重い感じですが、まだまだ新しいサービスなのでこれからどんどん進化していくんじゃないかと思います。

そして「AUDIO」のような報酬システムも用意されていて、今後どのような展開を見せてゆくのか。

まだまだ未知数な部分が多いです…が、自分で音楽を作ってるミュージシャンはひとまず登録しておいて1曲でもアップしておくといいかも。ジャスティン・ビーバーに引っかかるかはわかりませんが、思わぬつながりが生まれるかもしれません。

外国では有名アーティストがどんどん参入しているとのことで。“音楽家が搾取されないためのプラットフォーム”として大きくなっていきそうな気配。

日本での利用者は増えるのか、それともサッパリなのか、観察してみましょう。

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